⬆️このお話の続き



余談だが,その家はなんせ部屋数が多かったので,寝室が夏の部屋と冬の部屋があった。



夏の部屋はフローリングで広々していて,冬の部屋は畳で狭い部屋だった。



そのときは冬の部屋で寝ていたから春頃だったと思う。



いよいよ明日が手術という晩にわたしは悲しくて泣いていた。



そのときに,お腹の中からあんなが話しかけてきた。



「わたしはこうなることは分かっていたけど,それでも堀内家の子どもになりたかったから,わたしが選んだこと。

生まれることはできなかったけど、天にいけば,わたしに会えるから‥

かわいそうとか思わないでほしい。

わたしをかわいがりたかったって思うなら,その分,お姉ちゃんやお兄ちゃんたちをかわいがってあげてね‥」



さすがに,びっくりしてわたしは泣き止んだ。



ちなみにお腹の中から話しかけてきたのは,長女と三男と,そしてあんなだった。





⬆️この中で「お腹の中から話しかけてきたのは三男だけだった」と書いているが、実は長女とあんなもだったことを思い出した。



なので,長女のことはあらためて書くことにする。



そして,翌日の手術は全身麻酔だった。



後にも先にも前進麻酔は、このときだけだった。



意識が戻っているのか,戻りかけなのかあいまいなとき、わたしはずっと泣いていたのを覚えている。



退院してからも長きに渡って出血が止まらなかった。



そんな中で、1歳,3歳,5歳、8歳の子どもたちを育てていた。



そして,長女の不登校は本格的になったところだった。



しかし,そんな毎日の中で,ケントが不思議なことを言った。



続く




次回、ケントとの無料zoomお話会は5月24日金曜日20時半からです。

ご参加の方はLINE公式にご登録くださいね⬇️

子育てのこと,不登校のこと,発達障害のこと‥なんでもご質問ください。

お待ちしています(o^^o)