わたしは、子どもが、逃げる選択をしようとするときでも、それを止めることはない。
とりあえず、「ふーん。そうなんだ。良いんじゃない」と言うことが多い。
なぜなら、わたしも嫌なことからは逃げたい。
もちろん、「しんどいなぁ」と思いながら、それでもそれを行うことはある。
それは、それをやるってことを心がオッケーしているから‥
心が「NO!!」って言ったら、さっさとやめる。
まぁ わたしのことはともかく、子どものこと。
次男が、就職をした翌日に「この仕事をやめます」と言ったときも、「良いんじゃない」と言った。
その後、次男は自分がやりたかった仕事を見つけることができた。
最近、次男が「逃げ」の発言をしたときも、「良いんじゃない」と言った。
それから1ヶ月後、次男は「もう少し頑張ることにしました」と言った。
その間の心の動きも、何があったのかも何にも分からないが、自分でそう決めたんだから良かった。
その子が決めたことを否定しないことは大事だと思う
一旦、誰かに自分の決めたことを受け止めてもらえることは嬉しい。
もちろん、その選択がちょっと違っていることもあるかもしれないが、それでも、そのことから学ぶことは多い。
そして、否定されずに受け止めてもらったら、そのことについてもう一度、自分でそれで良いのかな?って考えるゆとりも生まれる。
直ぐに否定されたら、反発しか感じない。
もちろん、止めてもらった方が良いことだってある。
それは、そのときにちゃんと分かる。
以前、わたしが、学校をやめるって言ったとき、あの優しい母が、「わたしは絶対に認めない!!」と言い放った。
そのお陰で、わたしは卒業し、国家資格を得ることができた。
そのときは、父に「出て行け!!」と言われたから、そういうことになったのであって、ゆっくり考えて、そうしようと思ったのではなかったから、止めてもらって良かった。
色んな場合があるが、その子が考えて決めたことは、
やっぱり受け止めたい。
わたしの選択も、周りの人たちはいつも受け止めてくれる。
否定はしない。
尊重されていると感じている。
だいたい、間違った選択はどこかで正されるから、それで良いんだと思うo(^_-)O