5年前に書いたことだけど、今でも心からそう思っている。

どこにフォーカスするかで随分違ってくる。


‥‥‥


就活中の次男、グループワークでゲームをやったりする。

 

大学でも授業の中で、グループに分かれてゲームをするそうだ。

 

すると次男はそのゲームの穴を見つけてしまうらしい。

 

この方法なら誰だってすぐに勝てるって方法に気付いてしまう。

 

そうすると、黙って勝てばいいのに、ゲームの穴を教授に指摘する。

 

驚いたことに、今まで何年間もその方法でゲームをやってきたようだ。

 

しかし、確かに次男の指摘通りなので、すぐにルール変更が行われる。

  

次男は物事をシンプルに考える。

 

ただ、ただ勝てる方法を徹底的に考える。

 

すると、穴を見つけてしまうらしい。

 

そして、ケント

  

この間、ケントにややこしいお願いごとをした。

 

するとケントは言った。

 

「オレのメリットとデメリットを説明しろ」

 

ケントは話しを聞いて理解し、ササッと方法を示し、「これならいいだろ」

 

そう言って、オッケーしてくれた。

 

みごとだった。

 

この頭の回転の良さと決断の早さは、ADHD の衝動性と関わっている。


衝動性が高いってことは、すなわち

決断も行動も早い


講演のときに何を聞かれても、ケントも次男もスパッと答える。


三男は、かつて、仕事を直ぐに辞め、直ぐに次の仕事を見つけて働いた。


発達障害の人の脳の特性ゆえの強みは他にもたくさんある。


本人も、親も、先生も、世の中も、

もっともっと発達障害の人の

強みにフォーカスすると、

良いことがいっぱいある