5年前、就活中の次男が直面した問題。
普通に近づくための努力。
あれから、月日が流れ、努力のかいあって、社会の中でなんとかやっている。
でも疲れると発達障害らしさがバリバリ発動するらしい(#^.^#)
‥‥‥
このところ次男は、ちょいと複雑。
大学3年生。
つまり、就活真っ最中。
インターンシップのグループワークの後、フィードバックがある企業もあって、そういう時はあえて出かけて行く。
だいたい、多くの企業はそこで働く人は普通であってほしい。
高い能力と共に普通が求められる。
ちなみに次男は自分に発達障害があることは言っていない。
言わなくても、次男の言動は、やはり多くの人と異なる。
笑顔がない。
無表情。
言動が突飛。
コミュニケーションに難あり。
つまり、マイナスな言葉をたくさん頂戴する。
なんたって親ばかな親に、大事に大事に育てられてきた。
あまり、マイナスなことは言わず、ステキなところをひたすらほめてきた。
賢い子だから、親ばかであることはしっかり見抜いている。
そして、世間ではやはり普通であることが求められることもよく承知している。
自分で事業を立ち上げた長男とは違い次男は、企業の一員として働きたいと希望している。
話はちょっと変わるが、つい先日次男とコラボの講演の感想が送られてきた。
ちなみに企業のフィードバックでコテンパンに言われてきたその日だった。
感想には次男の話を聞いて
「元気が出た」とか
「希望をもった」とか
「本当に聞けて良かった」とか肯定的なことしか書かれていなかった。
ボロボロになっていた自己肯定感がそれによってにわかに高くなった。
つまり、次男は変わらない。
しかし、それぞれの立場だったり、状況で次男の評価は天と地ほどの差が出てくる。
「あなたはあなたのままでいい」
と私は思っている。
しかし、就職を希望している次男にとっては、せっかく頂いたアドバイスも貴重。
「お母様にお願いしたいのですが、私が無表情だと感じたら、それを指摘して頂きたいのです」
「分かった」と答えたが、
うーん、いつも無表情だからな……
まー、次男がそれを改善したいと考えていることは良いことだと思うので、協力しよう。
でもその一方で、どこまでも親ばかな私は、次男の良いところを見て「君にどうしても来てほしい」と言ってくれるところを、見つけてほしいと願っている。
願うのは勝手だから、ママはそれを願い続けるよ(^_-)-☆