5年前の春に語った次男。
次男は淡々と話しているが、わたしは大笑い。
笑うってほんとに良い(*^▽^*)
‥‥‥‥
子どもたちと話しているとけっこうおもしろい。
今朝の次男の話。
三年前、大学に入学する前にアトピーを良くしたいと、次男は富士山の近くに一週間の湯治に行った。
私も温泉に浸かりたいので、行きは車で送った。
帰りは当然、自分で帰って来る。
その時の話をしてくれた。
「私はケータイの充電器を持って行かなかったのです。
それで帰りの電車の乗り継ぎが分からなくなると困るので、ずっと電源を切っていました。
ところが帰りに電源を入れるとすでに真っ赤なわけです。
一週間経っていましたから……
おまけに駅までの行き方も分からない。
それで、お店の方にお聞きしたのです。
その答えが
『富士山を目指して真っ直ぐ歩いて行きなさい』
もう、なんというかすごいスケールだと思いました。
まるで『あの太陽に向かって歩きなさい』レベルのスケールです。
この辺の方はそういうスケールで生きていらっしゃるんだなぁと感動しました」
午後から講演で、急がなきゃいけないのに、私は次男の話を大笑いしながら開いていた。
このときの湯治の話は、おもしろいことが盛りだくさんで、聞いていて飽きない。
下手なドラマを見るより、ずっとおもしろい。
次男が最後に言った。
「やはり、旅行というのは良いものです。色々なことを覚えています」
講演で日本中に行っても、やはり旅行とは違う。
ゆっくり、のんびり好きなところに行きたくなる。
それで、急に思い立って近場に、小旅行をすることにした。
宿の手配を頼んだら「ここにした」とラインが来た。
「食事込みで22万しなかった」
おおーっ!
一泊で22万
もちろん、2万の間違えだと分かっていたけど「うーん スケールが大きい」とまた、一人で大笑い(^o^)
この日の講演でも皆さん、笑って下さり、笑顔でお帰りになった。
笑うっていいよ。
笑いの種はあちこちにある。
ケントがイラついて荒れてる時でも私はなんか笑っちゃって「笑ってんじゃねーよ!」って怒られたなぁ。
それでも、私が一緒に怒っている時より早く鎮静化した。
イライラよりへらへらと
キリキリよりふわふわと
力抜いて、笑って……\(^o^)/