6年前に次男が言った。


「自信なんていりません」


それを聞いたとき、「えっ?」って思った。



それにしても、ケントと次男の違いぶりはほんとにおもしろい(o^^o)



‥‥



次男と話していた時に、「ケントと三男は衝動が強いから、バンバン動くけど、あなたは同じADHDの診断があるのに、慎重だよね。
なぜなのかな?」という質問をした。

次男は「それは、自信がないからですよ」と答えた。


話は次男が高校生の時に戻る。

次男は最初に行った高校がうまくいかず、2年生から別の高校に通っていた。

幸い新しい学校に慣れて、成績も上がった。

おまけに初めてのアルバイトも決まり、年末年始に郵便局に行くことになっていた。

なので私は次男に言った。

「だいぶ 、自信がもてるようになったでしょ」

しかし、

次男の返事はこうだった。

「自分に自信などありません。
それに私は自信などいらないと思っています。
自分に自信がないからこそ色々なことを調べたり、学んだりして慎重におっかなびっくり一生懸命取り組んでいます。
私はそれでいいと思っています」


次男がそう言ってから、4年の歳月が流れた。

その後、他のバイトを始めたり大学に行ったり自動車の免許を取ったり色々なことがあった。

その一つ一つを次男はよく調べ、お金を貯め準備して行っていた。

ちなみに自動車免許を親に借金せずに取りに行ったのは次男だけだった。

だが、次男は今でも自信などないと言う。

大丈夫 大丈夫

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比べるのはなんだけど、ケントの口癖は「大丈夫、大丈夫……
おれが大丈夫って言ってんだから、大丈夫なんだよ」と、どんなに窮地に追い込まれていてもそう言う。

その自信はどこから出てくるんだと思う。

先日書いたように、ケントはケータイも財布もなくなってもケロッとしていたが、その後、ケータイは警察に届けられていたと連絡があったらしい。

ケントが高校生のとき、私が心配で押しつぶされそうになっていたときにケントに言われたこと。

「おふくろ、いくら考えたって先のことは分からねーだろ。
どうせ分かんないんだったら、良いことを想像してろよ」

ケントと講演でコラボしていて思う。

なんで、皆さんあんなにニコニコでお帰りになるんだろう?

それは、ケントのポジティブな生き方がダイレクトに伝わるからなんじゃないか……

とりあえず、自信のない次男も「大丈夫 大丈夫」のケントも会う人に強烈な印象を残すようです\(◎o◎)/




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