熱海の旅行に行く日、母は、あざやかなブルーのトップスに下は水色のパンツで、なかなかのコーディネートだった。
買い物に一緒に行って、母に似合いそうな洋服を選ぶ。
ところが、買っても、タンスにしまった時点でなきものになるので、毎日同じ服を着ることがときどきあった。
それで、特にパンツがどこにあるのかわからないみたいなので、ハンガーにかけて見えるようにしておいた。
トップスの引き出しはなんとか開けることができるみたいなので、トップスに合う色合いのパンツをはくように言って、いくつか組み合わせを伝えた。
それから、母は色んな洋服が着れるようになったし、上下の色合いを考えて選べるようになった。
冬に実家に行ったとき、
その頃はまだ父が家にいたときだった。
母の姿を見てぎょっとした。
なんと、下着の上にダウンジャケットを羽織っていた。
それから、洋服のことは具体的伝えてきた。
毎日、同じ服を着続けることはやめるように厳しく言ってきた。
そのかいあって、今は良い感じになってきた。
あの頃の母は、父と暮らすことに必死だった。
そして、刺激もあんまりなかった。
でも、今はヘルパーさんが来たり、デイサービスに行ったり、近所にお茶飲みに行くようになった。
毎月、旅行するし、ジグソーパズルにスクラッチアート。
そして、父から怒鳴られなくなった。
今の生活は、はるかに向上している。
色んな季節があって、
母は、今やっと自分が楽しいことに時間を使うようになった♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪
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観ていた。
が近かったので、お料理番組をやっていた