このコラムは4年前。
この時期、次男は定期的、こういう状態になっていた。
今はほとんどそういうことはないが‥
それにしても、医者選びは大切。
命に関わったりする。
‥‥‥
次男の体調が悪いことはちらっとだけ書いたが、そのままずっと悪い。
3週間も行きつ戻りつ、
戻りっぱなしで劇的に悪くなった。
とにかく、上からも下からも、出して出して出しまくっている。
げっそり痩せて、力ない声で「お母さま、死んじゃったらごめんね」と言われたときは、パニクった。
ありがたいことに、次男のために祈ってくれる友人がたくさんいる。
パニクりながらも、彼女たちと話していると、すーっと落ち着く。
うちのホームドクターだと思っているクリニックに行ったが、結論から言うと、その後更にひどくなった。
だいたい、脱水なのに点滴もしてくれなかった。
この状態で点滴をしない時点で、ダメだと判断し、必死で、ネットで良いドクターを探した。
「ここだ」と思うクリニックに連れて行った。
即、点滴。
そのドクターと話したとき、やはりわたしの勘は、間違っていなかったと思った。
めっちゃ早口だけど、詳しく率直に話してくれる。
かなり症状が重いので、あらゆる病気の可能性があった。
ところがその一つ一つの病気、全てに当てはまらないと言う。
点滴の後、エコーで診てくれた。
「エコーを診るのは、ぼくの得意分野だからね。
あー、ぼくしゃべり過ぎてるけど‥」
そんなことを言いながら、一つ一つの臓器を丁寧に診てコメントする。
その間、私はバンバン質問するが、全部答えてくれる。
薬の出し方も、自分はこのような考えからこの薬を出すと説明する。
とにかく、一番怖いのは脱水だから、そこを十分に気をつけることが大切だと力説した。
次男は、こそっと私にこのドクターはADHDだと思うと言ったが、私もそのように感じた。
まぁ すばらしいドクターだと思った。
帰る途中、スーパーに寄ったら、次男が焼き芋を食べたいと言うので買ったら、おいしそうに食べていた。
クリニックから帰って、すっかり落ち着いている。
おかゆも食べている。
それまでは水を少し飲んだだけでも吐きまくっていたのに‥‥
ドクターもなぜなのか分からないと言った、出しまくりの3週間。
どの病気も当てはまらない次男の症状。
苦しみ抜いていた。
次男は、それに静かに耐えながら、何かを成し遂げようとしているかのように見えた。
横で見ていて辛かった。
次男のために、良いドクターを探し当てた。
本当に今まで会ったことのない不思議なドクター。
次男がそのドクターを信頼しているのが分かる。
その安心感とようやく受けられた点滴で、少し元気になって来た次男を見て、本当にホッとした。
☘️メールマガジンのご登録はこちらからになります(^^)
観ていた。
が近かったので、お料理番組をやっていた