最後に校長先生はニコニコしながらおっしゃった言葉は、



「お母さん、
バカな子ほど
かわいですよね」

正直言えば、別に腹は立たなかった。



校長先生が何を言わんとしているかは分かっていたので‥



ただ、これは本当は教育委員会に訴えるような発言だったと思っている。



実際に、スクールカウンセラーに話したら、同じことをおっしゃった。



「堀内さんじゃなかったら、教育委員会に言ってると思います」




つまり、校長先生は、



「手のかかる子
ほどかわいい」



と言いたかったのだと思う。



「口がすべっちやったのね」と思った。



わたしは、悪気がないことに関しては基本的には寛大だと思っている。



まぁ 父に関しては悪気があろうがなかろうが、ひどいことを言われれば怒る。







あれから、実家には行っていない‥