かぼちゃプリン事件には更に続きがある。
ある日、生協のカタログの中に、簡単なプリンの作り方が載っていた。
わたしはそれ以降、プリンを作る気にならなくなっていた。
そこで、なんとケントがプリン作りに挑戦。
なかなかおいしくできた。
家族もおいしいと喜んだ。
それをきっかけに、ケントはときどきプリンを作ってくれるようになった。
実は、わたしはケントがプリンを作ってくれたことを忘れていたのだが、この間、ケントに言われて、よみがえってきた。
ケントのプリンを食べてなんか幸せだったことを思い出した。
大変なことばかり思い出すが、そういう嬉しいこともあったのだなぁとしみじみ思った。
さて、発達障害の診断のことに、触れていなかった。
実は、この頃には発達障害の診断はくだっていた。
次回からそのことに触れていこう。
つづく
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