ケントが年中さんになって直ぐの遠足だった。



大阪の幼稚園だったので、遠足はひらパー(枚方パーク)だった。



まだ1歳だった次男も連れて3人で遠足に行った。



ひらパーは家族でも何度か行った遊園地だった。



自由行動だったので、ケントと次男と3人で行動していた。



次男は1歳と言っても2歳になる手前だったので、この頃にはもうすでにその多動ぶりはあちこちで発揮されていた。



午前中、色んな乗り物に乗って、お昼のお弁当を食べていた。



「午後は何に乗ろうか?」とケントと楽しくしゃべりながらお弁当を食べていたのだが、その辺でウロウロしていた次男がまた一瞬でいなくなった。



なんと近くにあった、遊具の吊り橋の上から次男が下のコンクリートに落下した。



高さは4メートル近くあったと思う。



幸い、隣が病院だった。



次男を抱きかかえ、ケントを連れて病院へ駆け込んだ。



次男はワンワン泣いている。



ところが、ドクターに診てもらうときに次男は泣き止んで静かになった。



目は閉じている。



わたしにはグッタリしているように見えて、心配でたまらなくなった。



ドクターは一通り診てくださって、「大丈夫でしょう」と言ってくださった。



しかし、あれだけギャンギャン泣いていた次男が急にグッタリしているように見えて、わたしはドクターに「なんでグッタリしているんでしょう?」と聞いてみた。



つづく


☆☆☆☆☆


次回、ケントのzoomお話会は「思春期からおとなになってから」8月13日金曜日、夜の9時からです。

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