心理カウンセラーの堀口寿人です。
『あなたはもう幸せかもしれない』の第2話ですね。
さて、物語はどう展開していくのでしょうか??
それではどうぞ。
『あなたはもう幸せかもしれない』の第2話ですね。
さて、物語はどう展開していくのでしょうか??
それではどうぞ。
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豚のムニカには急に、豪華な食べ物が届けられるようになったのです。
それに引き換え、牛の兄弟の運搬の仕事は増えました。
これに対して弟のチュッラは不満を持ち始めました。
『この家の仕事が増えて裕福になっていくのは僕達が一生懸命働いているからだ。
それなのに僕たちは未だに草やわらしかもらえない。
ムニカはどうだい?何もしないのにあんなに豪華な食べ物を食べてるじゃないか!』
それを聞いて兄のマハーは言いました。
『チュッラ、ムニカに嫉妬しちゃいけないよ。
ムニカは実はかわいそうな運命にあるんだよ。
今にその意味が分かるよ。』
そして、婚礼の日。
お金持ちの家の使用人が来て、ムニカを連れて行って料理してしまいました。
ムニカは婚礼のお客さんのごちそうになってしまったのです。
兄のマハーは言いました。
『チュッラ、あれを見たかい??』
弟のチュッラは答えました。
『兄さん、見たよ。ムニカの食べ物よりも僕たちの草やわらの方が何百倍も上等な食事だったんだね!』
兄のマハーは言いました。
『そうだよ。他のものがいいか悪いかなんて、そのときは分からないのさ。
大切なのは、今与えられたものに満足し感謝する心だよ。』
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はい、というお話でした。
『隣の芝生は青く見える』
ということわざもあるように、つい人のもの・状況が良く見えてしまうものです。
でも、実はみんなそれぞれが、それぞれの悩みをもって毎日がんばって生きているんですね。
たとえ、まわりの人が本当に良く見えたとしても、本当にその人が幸せかどうかは分かったものではありませんね。
豚のムニカのように。
ここで一つ考えていただきたいことがあります。
もし、あなたがもう幸せだったとしたら。
それはなぜでしょうか??
さて、考えてみて、もし気付いたことがありましたら、ぜひお聞かせ下さいね。
必ずお返事しますね。