【RRN】MAR-A-LAGO の、包囲網の中、GITMOは「戦闘態勢」に入る
マイケル・バクスター著 -2022年8月16日
FBI(米連邦捜査局)が『MAR-A-LAGO』のゲートに武器を取り出して集合するやいなや、トランプ大統領のフロリダ司令部を守る4人の内の1人である米海軍特殊部隊から、米海軍グアンタナモ湾基地に電話が入り、簡潔なメッセージが伝えられました。
「我々は攻撃を受けている」と
シールズは、命令に従ったのだ。
彼は『MAR-A-LAGO』への攻撃が単独の事件である事を知る由もなかった。
ディープ・ステートが、国中の『白帽子』の施設を同時に攻撃していたかも知れないし『MAR-A-LAGO』は、陽動作戦だったのかも知れない。
『MAR-A-LAGO』から、400マイル離れたキューバの南東岸にあるGITMOの愛国的な副司令官、マシュー・ジェモット米陸軍大佐は、このシナリオを少し考えてから、基地の即応警備チームを動かし、電話をかけ始めた。
ジェモット米陸軍大佐が知らせると、バーガー将軍は「GITMOは訓練をしているのか」と聞いてきた。
「いいえ、そうではありません」「これは訓練ではありません」
「繰り返しますが」
「これは訓練ではありません」
「これは『現実の世界』なのです」
「『MAR-A-LAGO』が」
「攻撃されているのです」
「司令官は基地におらず」
「連絡がとれません」
ジェモット米陸軍大佐は、言った。
「戦闘配置」
「これは憲法への攻撃かもしれない」
と、バーガー将軍は告げた。
450人の兵士と海兵隊員は突然、まだ暗い空に鳴り響くけたたましいサイレンの音で目を覚ました。
米海兵隊警備隊(MCSF)の半数は、海岸沿いの機銃掃射台と高射砲に陣取っていた。
残りの半数は、合同収容グループの支援を受け、米海軍の、米陸軍法務長官団が軍事裁判を待つ『DS』の囚人を収容するキャンプデルタを含む、GITMO内部の保護に動いた。
JAGの上級士官であるダース・E・クランドール副提督は、クラクションで目を覚まし、ジェモット大佐に状況報告の電話を入れた。
ジェモット大佐は『MAR-A-LAGO』が包囲された事、バーガー将軍が、キャンプデルタに収容されている『DS』の仲間を救出する為に『DS』が、GITMOを攻撃する事を懸念していると告げた。
彼は、現在何人の囚人が、収容されているのか確認を求めた。
「12人、内3人は」
「HVT(高付加価値目標の頭文字)」
と、答えた。
デルタ基地は、警備が3倍強化され、各部屋を4人の重装備の海兵隊員が守っていた。
余談だが、リアル・ロー・ニュースでは、3人のHVTの内、8月10日に法廷が予定されていたアブリル・ヘインズと、8月6日にデルタフォースが逮捕したポール・ペロシの2人だと考えている。
3人目の、HVTや、他の9人の被拘束者についての情報は得られていません。
GITMOの司令室では、ジェモット大佐とスタッフが「深層国家」が、どの様に軍隊を島に上陸させるか、空路か海路か、或いは、その両方かについて議論していた。
しかし、GITMOのリーワード・ポイント飛行場の管制官は、空中からの侵攻の兆候はないとしながらも、トランスポンダーのないモードC飛行や地上500フィート以下の飛行は、迅速な発見を妨げる可能性があると認めていた。
海岸にいた海兵隊員は、水平線に高速攻撃船が来ないか目を光らせ、他の兵士は肩撃ちの「スティンガー」ミサイルを開封し、大きな円筒形の電池を井戸に差し込んだ。
司令部では、ある名前が挙がっていた。
カリフォルニアのアーウィン基地司令官で、元『白帽子』のカーティス・テイラー准将は最近、憲法を時代遅れの文書と非難し、ジョセフ・バイデンに忠誠を誓い、国内の脅威から政権を守る為に軍隊を「準備中」だと宣言していたのだ。
ジェモット大佐は、裏切り者のテイラー准将が、配下の兵士達に『白帽子』こそが国家にとっての真の脅威であると信じ込ませているのではないか、と懸念を表明した。
もし、テイラー准将が連邦政府の支援を受ければ、小さな戦争ができる程の人員と火力を持っていると、ジェモット大佐は指摘した。
バーガー将軍は、憲法を遵守する指揮官がいる他の基地が包囲された事はないと、5時間に渡り厳戒態勢を敷いた。
そして『体制解除』の指令が出され、GITMOの生活は平常に戻った。
ジェモット大佐も、クランドール副提も「安全保障の改善」を待って軍事法廷を延期する事に同意した。
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