(5)新型コロナ

「行動制限考えない」

 

--防衛費の増額について具体的にどの分野を強化したいか。現時点での方向性は。

「防衛費の議論は先ほど申し上げた様に」

「内容と予算と財源と3点セットで」

「年末に向けて国家安全保障戦略等を議論する中で

明らかにしていきたいと思っています」

 

「今、政府として議論を行おうとしている時に」

具体的なものを申し上げるのは

控えなければならないかもしれませんが」

「今までの議論、例えば、自民党の議論ということで申し上げると」

「もう新たな国家安全保障戦略等の策定に向け」

「政府に提言をされておりまして、その中においては」

弾薬の確保等による継戦能力の維持ですとか」

AI(人工知能)、無人機

量子技術等の先端技術の早期実用化

「更には防衛生産、技術基盤や人的基盤の強化」

「それに加えて、所謂、反撃能力の保有

「こういったものが提言をされています」

 

「こうしたものも参考にしながら」

「3点をセットで議論を進めていきたい」


--新型コロナウイルス感染拡大に伴う行動制限について。専門家の中では、8月に向けて感染の大幅な拡大を予測する見方も出ているが、第7波については、行動制限を出さずに乗り切れると考えるか。

「新型コロナ、自然が相手ですので」

「今の時点で将来の対応を決め打ちして」

「断定的に申し上げることは難しい」

 

「私も専門家の方々から直接、色んな話を聞き」

「又、政府においても様々な会議を通じて、現状に対する認識」

「そして見通しについて議論をしてきました」

 

「その中にあって」

「昨年来、用意してきた医療提供体制、病床の確保

ワクチン・治療薬、そして検査薬など用意したものを」

最大限、全面的に展開する事によって」

「対応するべきである」

 

「即ち、たちまち行動制限については、考えない

「こうしたことにおいて」

「専門家の方々とも共有させていただいている」

 

「今後につきましては、用意した」

「そして維持強化した新型コロナの体制、医療提供体制など」

「新規感染者の方々の動きを注視していかなければいけない」

「今の段階では先ほど申し上げたように」

「重症病床、重症者の数、死亡者の数が低い水準に抑えられている」

 

「しかし、病床使用率については上昇傾向にある」

 

「この辺りを確り見ながら対応を考えていかなければならない」

 

「要は、コロナに向けて準備した体制との兼ね合いでありますので」

「今はそういう認識に立ち、用意した体制と」

新規感染者の状況を注意深く見ていく

 

「只、基本的には、今は感染症対策と」

「そして経済社会活動を動かしていく

「この2つの両立が大事だというふうに思っています」


--在任中にレガシーとして実現させたい政治課題、政策課題は何か

「敢て言うと、国内で1つ、外交安全保障で1つの2つ」

「成し遂げたいことがあります」

 

「1つは言うまでもなく」

「今、目の前の新型コロナ、物価高等を乗り越えて」

「日本の経済を再生し、そして持続可能なものにしていく」

「この日本の経済の再生、これが1つです」

 

「国外においては」

「今、国際社会において平和の秩序が揺るがされている」

「こういった状況ですので」

「日本がこの国際社会の中で、この平和を維持し」

「確り対応できる為の国際的な秩序作りに」

「汗をかきたいと思っています」

「この2つをぜひやりたいと思っています」