SHTFのヒント:電力網を破壊するEMP攻撃から生き延びる方法
2022年3月24日(木) 記入者: Zoey SkyTags: blackout, chaos, Collapse, disaster, electricity, electromagnetic pulse, EMP, EMP attack, grid down, homesteading, off grid, power, power grid, Power Outage, preparedness, prepper, prepping, SHTF, survival, Survival Tips, survivalist
電磁パルス(EMP)は、電気機器に一時的又は永久的な損傷を与える可能性のある、短時間で強烈な電磁エネルギーのバーストである。
SHTFの前に、お住まいの地域で電磁パルス(EMP)が発生した場合、短期的又は長期的な影響から生き延びる事ができるよう準備して置く必要があります。
EMPから生き残るには
大規模EMPの原因とは?
大規模な電磁パルス(EMP)が発生すると、大陸間の電力や通信網が破壊され、やがて現代社会が崩壊する可能性があります。
以下は、広範囲に被害を及ぼすか、電力網を破壊するのに十分な規模の電磁パルス(EMP)が発生する可能性のある2つの原因である。
核攻撃、電磁パルス、大規模なサイバー攻撃は電力網を破壊する可能性がある - 電力網崩壊直後の生き残り方はこれだ
兵器によるEMP
核爆発によって発生したガンマ線が空気分子と衝突し、巨大な電界を発生させる。
この電界が、空気の動きや地表の動きによって非対称になる事で電磁パルスが発生する。
地上付近での核爆発による電磁パルス(EMP)は非常に小さいが、高高度での核爆発は巨大なEMPを発生させる。
10メガトンの核兵器がヨーロッパ中心部の上空200マイルで爆発した場合、ヨーロッパ大陸の大部分を覆うEMPが発生することになります。
電磁パルス(EMP)は、核兵器以外でも発生する事がある事を忘れてはならない。
非核の電磁パルス(EMP)兵器や電子爆弾は、電気・電子機器を破壊するEMPを発生させる。
水爆は、同規模の核兵器よりも遥かに小さな電磁パルス(EMP)を発生させます。
太陽による電磁パルス
コロナ質量放出(CME)は、太陽から放出されるプラズマの爆発である。
このプラズマの爆発には、大きな磁場が伴います。
コロナ質量放出(CME)は、宇宙空間を長距離移動し、その一部は地球に到達することもある。
コロナ質量放出(CME)が、地球の磁気圏に衝突すると、オーロラや地磁気嵐を引き起こす。
しかし、磁場が十分に強力であれば、電気機器に広範囲に渡ってダメージを与える事ができる。
このコロナ質量放出(CME)が引き起こした磁場の内、地球を襲った最大のものは、1859年のキャリントン現象で、比較的新しい電信網が破壊された。
(関連記事:核攻撃、電磁パルス爆発、大規模なサイバー攻撃は電力網を破壊する可能性がある。電力網崩壊の直後を生き延びる方法はこちら)
小規模EMPの原因とは?
大規模な電磁パルス(EMP)に比べ、小規模な電磁パルス(EMP)は、より局所的な効果をもたらすものの、依然として被害をもたらす可能性があります。
例えば、雷が落ちると、送電線など近くにある電線に大きな電流が流れます。
この電流サージは、電源に接続されているコンピュータなどの精密電子機器に損傷を与える可能性があります。
サージプロテクタを使用して、落雷による電磁パルス(EMP)から家電製品を守りましょう。
EMPから電子機器を守るには?
電磁パルス(EMP)は、その経路上にある電線に大きな電流を発生させます。
磁界の中を電線が移動する時にも同じ効果が見られます。
電線には、大きな送電線もあれば、プリント基板上の細い電線もあります。
誘導電流は、電線や電線に接続されたものの設計値よりも遥かに大きい場合がある。
巨大な誘導電流は、電線や接続された機器を焼損させる。
大規模な電磁パルスは、電力網、通信網、電気・電子機器の大規模な破壊を引き起こす可能性があります。
SHTFの前に、ファラデーシールドや、ファラデーケージで機器を保護しましょう。
これらの筐体は、電磁場の内容を遮断するのに役立ちます。
ファラデーシールドは導電性素材で完全に覆われており、ファラデーケージは導電性素材のメッシュ状になっています。
ファラデーケージ内に電気機器を入れると、電磁パルス(EMP)の影響から保護することができます。
携帯電話用の小さなファラデーバッグを購入するか、大きな機器用のファラデーケージ・コンテナを作る事ができます。
EMP攻撃への備え
プレッパーとして、常に最悪の事態に備えるべきであり、それは電磁パルス(EMP)攻撃への準備も含まれます。
攻撃を受けて送電網がダウンすると、近隣の電力供給が途絶え、電気機器やデバイスが動かなくなる可能性があります。
店や銀行は、取引を処理する為に電気を必要とします。
お店によっては、閉店したり、現金販売のみになったりする可能性があります。
銀行は閉鎖され、ATMも動かなくなります。銀行口座から現金を引き出せなくなります。
水道の大部分は、ポンプや水処理に電力を使っています。送電網が停止した数時間後には、水道の供給も停止します。
飲料水、衛生用水、トイレの水も直ぐになくなってしまうでしょう。
次は交通網が故障する可能性があります。
例え輸送網が未だ機能していても、電力がなければ食品製造業は直ぐに停止してしまうでしょう。
災害が起こる前に、家族全員分の食料を備蓄しておきましょう。
又、飲料水や、掃除、食器洗い、ガーデニングなどの水も必要です。
ペットを飼っている場合は、ペット用品、ペットフード、おやつも備蓄しておきましょう。
EMP攻撃から生き残るための7つの方法
代替の通信手段を用意し、ハムや、CB無線機を手に入れましょう。
基礎疾患を持つ家族の為に薬を買い置きし、救急箱の用品も買い置きして置く。
状況が暴力的になる可能性がある場合は、銃器用の弾薬を余分に用意し、SHTFの時に愛する人を守る方法を学んでおきましょう。
店が品切れになると、自暴自棄になった人々が、必要な物資を持っている人を狙うかも知れません。
もし、避難する事が緊急事態への備えの一部であるなら、家族全員分の避難袋を用意しましょう。
避難用の車の燃料や消耗品も忘れずに。
SHTFの前に、あなたの地域で起こる小規模及び大規模な、電磁パルス(EMP)に備えましょう。
数週間から数ヶ月間、停電になっても生き延びる事ができる様に、必要なものを揃えておきましょう。
以下のビデオで、あなたの車を電磁パルスから守る方法をご覧ください。自動車を簡単に電磁波から守る!
※Gen
兵器使ってこんな事やられたら
もうオシマイだろ
フェラデーシールドやらゲージなんて云うのも
各家庭で、ホイホイ用意できそうなものじゃない。
精々、サージプロテクターくらいなものだろう。
それにしても、いつも感心するのは
欧米、否・・・米国人プレッパーの本気度だ。
全員じゃないだろうが
取組み方が、並じゃない。
勿論、お国柄、銃火器での護身も必要だろうし
参考程度に閲覧してる身からしたら
危機意識の水準の高さに驚くばかりだ。