生存術入門:食料品店が空っぽの時、何処で食料を調達するか
2022年03月08日(火) 記入者: Zoey Sky

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SHTFになると、事態は瞬く間に悪い方向へ進みます。

しかし、災害が起こる前に準備をして置けば、家族を養う為の十分な食料が無い事を余り心配する必要は無いでしょう。

 

店に食料がないとき、どこで手に入れるか?
 

The Organic Prepper J.G.マルティネスが、事態が悪化して人々が食料調達に苦労する前に、ベネズエラからエクアドルとペルーに逃れた時、家族をどの様に養ったかについて読みます。



ベネズエラの危機における備え

 

マルティネスと彼の家族は、他のベネズエラ人が経験した様な酷い事を余り経験しなかったので、幸運だったのです。

 

しかし、彼と彼の家族が苦しんだのは、状況を改善する為にできる事が余り無かった為、米ドルの代わりに自国の通貨を使い続けたからだ。

ベネズエラの役に立たない不換紙幣は何処にでもあったが、ドルはそうではなかった。

 

ハイパーインフレの為、物価が高騰し、ベネズエラの人々は対応し切れなくなった。

大都市に住むベネズエラ人は、2017年~2019年にかけて、とても大変な目に遭いました。

 

しかし、果物や穀物、野菜を栽培し、牛肉や豚肉、鶏肉等の肉を育てている小さな町では、少し楽な状況でした。

 

  


ベネズエラでは、人々は公正な天候に慣れ、作りたての食事に感謝する文化があります。

 

その為、SHTFの際に加工食品を手に入れる事は優先されません。

 

ハイパーインフレでも、生の食材は手に入りますが、ブランド品を手に入れるのは難しくなりました。


SHTF後の食料調達のヒント

 

ベネズエラに住んでいなくても、都市型プレッパーとして、潜在的な災害に対処できる様に常に準備して置く必要があります。

 

自宅にスペースがあれば、必需品を買い溜めして置きましょう。

又、裏庭で新鮮な有機野菜や果物を食べられる様に、家庭菜園を始めるとよいでしょう。

 

又、家畜を飼い始めるという選択肢もありますが、スペースや資源が限られた都市部での備えには、より工夫が必要かも知れません。



牛肉


SHTF後の新鮮な牛肉の安定供給が心配な場合は、コネクションが必要かもしれません。

マルティネスによると、ベネズエラに取り残された人たちは、牛泥棒の為に苦労しているそうです。

 

 

ベネズエラで警備員を呼ぶと云う事は、マフィアの様に「保護費」を払う必要がある為、一生縛られる事に成るのだそうです。

もし、あなたがこの国の非農業者予備軍なら、生きた牛を購入し、2~3家族で費用を分担してやりくりするしかないだろう。

 

 

(関連記事:長期災害時に物資が不足しても生き残る方法『食糧備蓄入門』

 


魚類


ベネズエラでも米国でも、海や川等の水辺が在った方が好い。


SHTFの時に漁に出てリスクを負いたくないなら、静かな内にツナ缶を買い溜めして置くと好い。

 

又、釣った魚は塩漬けや燻製にして保存する事もできます。

 


ヤギ


ベネズエラでは、ヤギは牛肉や豚肉程人気が無い為、主にミルク用に飼育されています。

 

しかし、SHTFの際には、敷地内でヤギを飼育する事ができれば、良い食肉源になります。

他の動物に比べ、ヤギは飼育に必要なスペースが少なく、多くの注意を払う必要がありません。

 

もしヤギが物干し竿に干してある洗濯物を食べるのが心配なら、頑丈な柵を設置すれば簡単に解決できます。

 

ヤギの育て方
 

ヤギの品種には、乳製品に最適なもの、ミルク用に飼育するもの、カシミヤやモヘア等の繊維用に飼育するもの等があります。

 


豚肉


豚は、牛よりも場所を取らないので、肉牛よりも飼育し易い。

 

又、野菜屑を与える事で、豚に十分な栄養を与える事ができます。

 

 

家禽(かきん)


ニワトリは飼育が簡単で、生ゴミを餌にする事ができるので、こちらもお勧めです。

 

庭の昆虫や植物も食べさせる様にすれば、より長持ちするかもしれません。

 

 

果物や野菜


ハイパーインフレの後でも、豚肉や牛肉の様な肉類に比べ、野菜や果物の方が手に入り易いかも知れません。

ベネズエラでは、乳製品も同様です。

 

ハイパーインフレの中でも、牛は乳製品を与えてくれますし、乳製品の誘導体も見付ける事ができます。

 


香辛料
 

ベネズエラの殆どの家には、ハーブ園があります。

 

敷地が狭い場合は、肥料を節約する為にレイズドベッドを使い、生ゴミはコンポストとして利用します。

 

  


試行錯誤している内に、やがて売れるだけの農作物が作れるようになります。

 


SHTFの前に自分自身に問うべき2つの質問

 

もし、あなたのホームステッドに家庭菜園がなかったり、家畜を育てる資源がなかったりしたら、SHTFの前に次の二つの質問を自問してみてください。



自分の住んでいる地域の生産者に、手頃な価格で、安全に、比較的早くたどり着く手段はあるか?


もしあなたが大都市のダウンタウンに住んでいるなら、牛乳を手に入れる為だけに片道何時間もかけて移動するのは割に合わないかも知れません。

 

この様な場合、グループを作って大量に購入する事で、生産者があなたの処に来てくれる様になり、時間、燃料、お金の節約にもなります。

主食を作る為に必要なものは?


家畜を育てたり、自分の土地で家庭菜園を始めるには、以下のような資源が必要です。

 

  • 基本的な材料
  • 人脈
  • 場所
  • 時間
  • 知識・スキル


これらの重要な質問に答える事で、SHTF後に何処で食料を調達するかをより簡単に考える事ができる様になります。

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あなたの地域でSHTFが起こる前に準備するためのヒントを以下のビデオでご覧ください。

 

最悪の事態を想定した準備
 

 

※Gen

 

牛・豚・ヤギ・・・

飼えない(笑)

 

やっぱり備蓄だなぁ・・・

 

後は、葉物でも野菜でも

ベランダで栄養価の有るのを

栽培できるかどうか

・・・かなぁ