瞑想:コロナウイルスや癌を撃退する遺伝子を活性化させる事が判明
2022年1月15日


瞑想は、コロナやその他の深刻な病気と闘う為に使われる遺伝子を活性化するという実証的な証拠が、終に研究という形で提供された。この研究は、瞑想と自然免疫に重要な遺伝子の活性化との相関関係を調べたものである。

 

最近の調査によると、1日数分瞑想が、癌やコロナの様なウイルスと戦う体を助ける初動と成る可能性があると云う。

 

フロリダ大学の研究によれば、瞑想ヨガ、或いはインナーエンジニアリング(内面工学)の技術によって、身体の免疫システムが大幅に強化されるとの事である。


  


患者さんには、1週間以上、1日10時間以上瞑想して頂き、これらの方法を実践していただきました。

 

瞑想合宿は近年、多忙な日常から解放され、思考を妨げられない時間を楽しみたいと考える人が増えている為、人気が高まっている。


瞑想の効果は十分に確立されていますが、瞑想が分子スケールで生体システムにどの様な影響を与えるかについては、殆ど解明されていません。

 

科学者達は、1週間の黙想が生命を脅かす病気の予防に役立つかも知れない遺伝的効果を持つ事を発見しました。


幽居期間中、これらの人々はベジタリアン食を食べ、決まったスケジュールで睡眠を取りましたが、これらの健康的な行動は、瞑想と同等の効果を得る事はできなかったといいます。

 

この研究の主執筆者であるヴィジャイエンドラン・チャンドラン博士は、妻に勧められて1日21分の瞑想を始めたそうです。

 

 

「『開き直り』だったんです」

「試してみたら、凄く効果が有ったんです」

明晰さ集中力高まりました

「とても好い気分でした」

 

と、チャンドラン博士は大学のリリースで振り返っています。

 

瞑想は免疫系を強化する

 

瞑想が免疫系の活性化をもたらすことをUF Healthの研究者が発見
 


10時間の瞑想は、病気と闘う遺伝子を活性化させる

2018年、テネシー州のイシャ内面学研究所で行われた研究には106名が参加しました。

 

 

この綿密に管理されたリトリート内の参加者は、8日間静かに座り、1日10時間近く瞑想し、ベジタリアン料理だけを食べ、ぐっすり眠れる様に進められました。

 


幽居前から5〜8週間後、幽居直前、幽居後、3ヵ月後に血液検体を採取しました。

 

集中瞑想リトリート(幽居)の前後で採取した検体から、遺伝子の変異を検出したのです。

 

具体的には、体内の免疫機構に関連する220の遺伝子が、回答者が内面工学瞑想リトリートに参加した後に、増々活性化したのです。

 

 

これには、感染症や癌と戦う為に体を助けるインターフェロンシグナルに関連する68遺伝子が含まれています。

 


インナーエンジニアリングを実践すると」

免疫系に関連する複数の遺伝子が」

劇的に活性化する事が判りました

 

「これは、瞑想が、インターフェロンの」

シグナル伝達高める事ができる事を示した

初めての例です」

 

「これは、医薬品を使わずに」

自発的免疫系影響を与える方法を」

示しているのです」

と、チャンドラン博士は報告しています。

 

 

 


瞑想は、COVID防御の強化に役立つのでしょうか?

また、最近の研究で、極端なコロナと多発性硬化症(MS)を持つ個体でインターフェロンシグナルの異常が発見されています。

 

科学者達は、参加者のインターフェロン遺伝子機能をコロナ患者のそれと比較検討し、重要な差異を発見した。

 

中等度のCOVID患者では、仲介によってウイルスと闘うインターフェロン遺伝子が76%誘発され、重篤な患者では31%であったのに対し、その割合は減少しました。
 

同様に、MS(多発性硬化症)患者に対しても、瞑想は標準的なインターフェロン療法よりも効果的である事が判明しました。
 


チャンドラン博士によれば、この結果は、様々な健康上の懸念を軽減する為に瞑想を使用する事を正当化するものである。

 

この論文の著者らは、更なる研究が必要であり、より厳密でない瞑想プログラムを長期間続ける事によって、同等の免疫系への有益な効果が得られるか否かを確認したいとしている。


この研究成果は、米国科学アカデミー紀要に発表されました。

 

 

※Gen

 

「よーし、それじゃぁ瞑想やりまくろう」

 

・・・と思い立って、

 

簡単に取組めるものじゃないのも瞑想

 

瞑想の積りが迷走するのが常。

 

『人間』するのって大変だ。