米軍は本当に殺人ワクチン「スーパーコロナ」を作ったのか?
2021年12月26日

米国国防総省が開発したコロナに対する「スーパーコロナキラー・ワクチン」は、現在及び将来のウイルスの全ての亜種に対する「汎コロナウイルス」治療法である事を約束する、と云う荒々しい見出しがTVや新聞の至る所に出てきている。このスーパー注射を巡る誇張された主張が無い訳ではないが、現在迄の処、何の証拠も提示されていない。

 

 

米国国防総省ウォルター・リード陸軍研究所WRAIRは、スパイクフェリチンナノ粒子(SpFN)ワクチンCOVID-19のフェーズ1試験の初期結果について、現在プレスツアーを行っています。

 

  

 

 

メディアからの報道では、次のように述べられています。

数週間以内に」

ウォルター・リード陸軍研究所の科学者達は」

COVID-19とその全ての亜種、オミクロンにも」

「また、世界中で何百万人もの人々を殺してきた

過去のSARS起源のウイルスに対しても」

有効なワクチンを開発したと発表する見込みです」

 

と、あります。

軍は12月16日にナノ粒子COVIDワクチンに関するプレスリリースを発表しています。

 

 

ワクチンの共同発明者であり、SpFN米陸軍のリーダーである Kayvon Modjarrad は、声明の中でこの開発を賞賛し、祝いました。

 


我々の戦略は」

複数のコロナウイルス株や種に対する」

安全で効果的かつ耐久性のある保護を」

提供できる可能性のある」

「『汎コロナウイルスワクチン技術を」

開発することでした」

モジャラッドは後にこう付け加えました。

このワクチンは

「コロナワクチンの中で際立っています

多面的なナノ粒子上の」

「コロナウイルスのスパイクタンパク質の」

反復的かつ秩序だった表示は」

著しく広い保護に変換するような方法で」

免疫を刺激する可能性があります」

 


軍は、最初の人体実験が今月初めに結論に至り、その後、ワクチンがオミクロン株と『将来の株』に対して有効であることを自ら証明したと主張しています。

 

  


オミクロンは11月24日に発見されたばかりなので、オミクロンに関する主張が、どの様に可能であったかは未だ不明である。

 

オミクロン(B.1.1.529)の分類。SARS-CoV-2の懸念される変異体

 

現在、臨床開発中の60種類のCOVID用ナノ粒子ワクチンのうち、26種類が次の段階の臨床試験に進んでいる。

 

SpFNワクチンのヒト試験の第1段階には、29人が登録されました。29名全員が、18歳から55歳までの健康で、BMIが35未満であることを評価され、試験に参加することができました。

 

SARS-COV-2-スパイク-フェリチン-ナノ粒子(SpFN)ワクチンとALFQアジュバントによる健康成人におけるCOVID-19の予防について

 

COVID-19による死亡の95%は50歳以上の人で発生しています。

 

更に、COVID-19の結果、悲惨な合併症に直面する人の大半は高齢者であり、且つ、少なからず併存疾患を抱えています。

 

COVID-19で死亡したアメリカ人の95%は50歳以上だった

 

COVID-19の最も一般的な基礎的合併症は、全て肥満と関連しています。

 

従って、標準的なプロトコルに従ったこの研究では、COVID-19の現実的な脅威にさらされた全ての参加者を排除した。

 

COVID-19の入院の多くは、4つの疾患によるものです。

 

実験データに基づき、ワクチン群はプラセボ群と比較して5:1の比率になるように設計された。

 

予想された72人の参加者の内29人だけが第1相試験に登録された事を考えると、これは我々の対照群のサンプルサイズが小さい事を意味しており、潜在的な対照群は5人であることを意味します。

 

そう、丸々5人の人間だ。

マスコミのニュースや汎コロナウイルス治療薬を巡る軍の誇大広告は、正当化できないばかりか、非常に疑わしいものです。

一方、軍がコビド・ワクチンの臨床試験を祝っている僅か1日前に、健康政府保健局の、アンソニー・ファウチ博士と同僚『ユニバーサル・コロナウィルス・ワクチン-緊急に必要』と云うタイトルの論文を発表しています。

 

  

 

 

コロナウイルス用ユニバーサル・ワクチン - 緊急に必要なもの

 

 

※Gen

ファウチと連動、アウト