AppleとTESLAの仕入れ先が中国での生産を停止、電力網の崩壊が原因か
2021年10月04日(月) 提供:Ethan Huff

Tags: 

 

アップルやテスラなどに部品を供給している中国の部品メーカーが、局所的な「電力不足」に見舞われています。

報道によると、多数の大手テクノロジー企業や自動車企業の部品サプライヤー’(仕入先)が、自社製品を生産する為のエネルギーが十分でないとして、操業を停止しています。

昆山と蘇州の工場でアップル社向けにiPhoneを組み立てているPegatron社は、「地方政府の政策を遵守する為に省エネ対策を講じている」と発表しましたが、これは消費者に提供できるiPhoneの数が減る事を意味します。

 

  

同社によると、日曜日の時点では、全ての業務が通常通り行われているとのことです。ただし、

 

いつ起こるかわからない中国政府による工場への電力供給停止に備えて、代替の発電源を用意しています。

「ペガトロンは、過去数年間に渡って」

「エネルギー及び水の節約策を採用してきましたが」

「当社の業務および生産能力への影響を軽減する為に」

「現在の状況に対する」

「包括的な対応プログラムが用意されています」

 

と、同社は声明で発表した。

 


他のサプライヤーも、数日から数週間に及ぶ停電に直面していると警告しています。

 

Apple社やTesla社のトップサプライヤーの中には、既に電源が遮断され、無期限の生産停止を余儀なくされている処もあります。

Eson Precision Engineering社の子会社で、世界最大級のiPhone組立メーカーであるFoxconn社は、環境対策のために中国の昆山市で約1週間の操業停止を余儀なくされたことを発表しました。

 

  

エソン社は台湾証券取引所に提出した書類の中で、

 

「生産が停止している間」

「会社は在庫を活用して操業を維持する」

 

「顧客のニーズに応える為に」

「週末や(来月の)連休に」

「生産を手配する事を期待している」

 

と、書いています。

これも中国の対米戦争の一つなのだろうか

 

興味深い事に、中国で停電している地域の多くは、北米に輸出される消費財を製造している一流の産業拠点と考えられています。

詰り、停電が増えれば増える程、人手不足やサプライチェーンの混乱に悩まされている米国に届く製品数は減っていきます

 


アップル社のトップサプライヤーである大手プリント基板メーカーUnimicron Technology Corporationは、新たな規制により今月末まで操業を停止することを発表しました。

 

 

 

iPhone用のスピーカーを製造しているConcraft Holding社も同様の発表を行いました。



これらの企業をはじめとする多くの企業は、被災していない地域にバックアップエネルギーや他の製造施設があり、それによって不足分を補うことができると主張しています。

 

これが本当かどうかは、時間が経ってみないと判りません。

北京の命令により、中国は新しいエネルギー規制に従わなければならず、欧米向けの製品を製造する能力が制限されています。

 

これは、欧米を破壊するという中国の長期的な目標にとって、余りにも都合が良いことです。

 

特に、チャイニーズ・ウイルスが既に世界のサプライチェーンに大きな裂け目を作っている時には、尚更でしょう。

「中国は最早製造業の大国ではないのか?」

 

と、ゼロヘッジのコメント欄に書かれていた。

 

「全ての卵を一つの籠に入れてはいけないし」

「全ての工場を一つの外国国家」

「一つの外国政府の下に置いてはいけない」

「中国は最近、米国よりも民主的で、反共的だ」

 

と、別の視点からの回答がありました。

 

「彼らが良いとは言わない」

「ただ、彼らの方が優れていると言いたいだけだ」

「我々は世界のラリー・フィンクスに支配されている」

「彼らには資本主義、それ以外の人には共産主義と奴隷制だ」