イリノイ州知事:中絶推進・LGBT推進の「性教育」を子供達に教え込む法案に署名
2021年09月02日(木) by: ニュース編集者

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8月27日、イリノイ州のJ.B.プリツカー知事(民主党)は、中絶推進、LGBT推進の「性教育」法案(上院法案818)に署名しました。

 

 

この法案には、中絶の調達方法、トランスジェンダー・ホルモンの入手方法、HIV薬の入手方法などを学生に教えることが含まれています。

 


プリツカー氏は、「性教育の基準を近代化することで、子供たちの安全を守ることができます」と主張し、過激な新性教育カリキュラムによって「子供たちにふさわしい明るい未来を提供します」と付け加えました。

全米性教育基準」と題された新カリキュラムによると、「明るい未来」とは、幼稚園児に「ジェンダー・アイデンティティ」について教えること、3年生の子どもたちに「トランスジェンダーであることを認識している若者に対するホルモン遮断剤の役割」について伝えること、6年生の子どもたちに中絶などの「妊娠の選択肢」について知らせることなどが含まれています。

この法案では、カリキュラムがいかなる「宗教的教義」をも促進するものであってはならないとされていますが、教師は生徒たちに、中絶クリニックへのアクセス方法、ホルモン剤の探し方、PrEP(HIVに感染せずに無防備なセックスをするために使用される、危険でしばしば効果のない錠剤)の服用方法などの情報を提供することが求められます。 

この法案では、宗教上の教義を持ち出すことを禁止しているにもかかわらず、新しい指示は、人種、文化的背景、宗教に対する偏見がないことが求められています。

また、「性行動」や「HIV感染状況」に対する偏見も禁止されています。

情報が「医学的に正確」であることを求めるという名目で、法案は、中絶推進、LGBT推進、HIV正常化のカリキュラムに適合しない情報があれば、それを認めないことを示唆しています。

ブライトバートによると、このカリキュラムの作成者の1人は、2015年に家族計画連盟やLGBTQ活動家と提携して性教育のガイドラインを考え、それを全国に普及させ様としている「米国性欲情報教育協議会」です

 


SIECUS(米国性欲情報教育協議会)のウェブサイトには、同団体の最新の立法活動である「健康な青少年法のための真の教育とアクセス」が掲載されており、その目的は「(子どもたちの)性と生殖に関する健康管理へのアクセスを増やすこと」とされています。

「イリノイ州の青少年は、恥ずかしさや偏見なしに、包括的な個人の健康、安全、性教育を受けることができるようになります」と、家族計画連盟はこの法案を賞賛するツイートをしています。 

 


モーリス・ウェスト州議会議員(民主党、ロックフォード市)は、子どもたちへの性的情報の提供が増えたことに感謝の意を表し、「この重要な法案の可決を支持してくれたプリツカー知事と議会の同僚たちに感謝したい」と述べました。

テキサス州議会議員チップ・ロイ(R)は、法案に反対するツイートをしました。

 

 

共和党のトニー・マコンビー州議会議員は「(法案は)年齢に相応しくなく、性的な内容になっている」と述べた。

 

 

また、元家族計画連盟の職員で、職を辞してプロライフの活動を提唱しているモニカ・クライン氏も、この法案に嫌悪感を示しています。

「全国性教育基準が提供している基準やリソースを見ると、このコンテンツの採用を推奨している州は、子供達を卑猥な性的観念や年齢にそぐわない考えに晒す事で、子供達の虐待を擁護していることになります。

簡単に言えば、子供達を誘惑して性的行為をさせようとしているのです」とクライン氏はブライトバート社に語りました。 

この法案の承認は、アメリカの教室で不適切な性的思想が広まっている多くの事例の一つです。 

テネシー州では、幼稚園教諭で自称「プロの変態」が、幼い子どもたちにジェンダーや性的イデオロギーを教え込む役割を担っていることをソーシャルメディアで自慢していました。

 

 

また、マサチューセッツ州の中学校教諭は、学校の図書館で配布されている性的に露骨な「ポルノ」本に反対したところ、女装した学校司書からハラスメントの訴えを起こされました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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