やりたいと思う気持ちが大切〜「うつ伏せで肩と骨盤をねじる」240408 | あべこべ体操

あべこべ体操

「あべこべ体操」とは、身体の一部分をあべこべに
動かすと言うフェルデンクライス・メソッド(※)
の特徴的な動きに、その他の体操や健康法を加えて
アレンジした体操です。
気軽に楽しみながら身体の歪みを取り、柔軟性を増
し、肩コリや腰痛を緩和します。

うつ伏せから、肩を中心とした上半身と骨盤を中心とした下半身を、それぞれ別々に捻る動きです。

 

レッスン内容:主な3つの動き

 

1、[上半身の捻り]

うつ伏せで額を床に着け、両手を組んで後頭部に置きます

右肘、肩と頭を床から持ち上げます。手は頭から離しません

だんだんと肘を高く上げていき、左側(後ろ側)の床に

近づくようにします。左腕の上腕と肘にもたれて下さい

その時、右膝を外に曲げ、床の上で上方向に引きずります。

右膝が床から離れない程度に、右肘を後ろの床に下げていきます

 

反対側(左肘)でも同様に行います。

 

2、[下半身の捻り]

うつ伏せで額を床に着け、両手は頭上の床に軽く伸ばします

右膝を曲げながら床から持ち上げ、足を天井に近づけ、そこから

左側の床に下ろしていきます。骨盤の右側を持ち上げます

その時、左腕が頭上方向に伸び、右腕は肘が曲がり身体に

近づくのを観察します

 

反対側(左足)でも同様に行います

 

2の動きの後、1の動きをやってみると、動きが軽くなり、

最初よりも肘が後ろの床に近づくのがわかります

 

3、うつ伏せで額を床に着けて、両腕を頭上の床に軽く伸ばします

右腕、肩、頭を床から持ち上げ、上半身を左に回転させ、

右手を左側(後ろ)の床に近づけます

その時、右膝を外に曲げ、床の上で頭方向に引きずります

右膝が床から持ち上がらない程度に、上半身を捻ります

 

左側でも同様に行います

 

これらの動きをやることで、主に胸郭、肩が柔らかくなり、捻りの角度が大きくなります

 

受講者のコメント

「イメージ通りの動きができた」

「痛い方の腕を伸ばしてみたら、やはり痛かった」

→できるだけゆっくり1mm動かすつもりでやること。とてもゆっくり動かすことで、痛みを避けながら、可動範囲を広げることができます

「言われたように身体を捻れたらいいなあと思う」

やりたいと思う気持ちが大切です。柔らかく滑らかにできたら、さぞかし気持ち良いなあと想像してみて下さい。徐々にイメージに近づいていきます

「きついと感じることなく、気持ちよくでき、腰痛が緩和した」