子どもの可能性 | あべこべ体操

あべこべ体操

「あべこべ体操」とは、身体の一部分をあべこべに
動かすと言うフェルデンクライス・メソッド(※)
の特徴的な動きに、その他の体操や健康法を加えて
アレンジした体操です。
気軽に楽しみながら身体の歪みを取り、柔軟性を増
し、肩コリや腰痛を緩和します。

月に一度、千葉県松戸の天佑堂鍼灸院でフェルデンクライスの個人レッスンをやっています。

7月22日の日曜日に、4歳数ヶ月のA君が5回目のレッスンにきました。

言葉の獲得や運動機能に少し遅れがあります。

身体も少し小さめです。

でも来る度に、元気になり、人なつこくなり、積極性が出て来ました。

毎回、いろいろな運動遊びを一緒にしていますが、A君は身体の力を抜く

事が苦手で、特に背中を反る動きになると、手足を緊張させます。

それでも、最初のうちは、なかなかお母さんから離れようとしなかった

のですが、3回目ぐらいから、だんだんと私を信頼してくれて、今ではもう

30分間ずっとマンツーマンで集中して運動あそびのレッスンを受けらます。

その変化の速さには驚くべきものがあります。

子どもは怖いことや嫌なことは自分からはやろうとしませんが、緊張が解け、

面白そうだと感じたことは自分から飽きるまでやってくれます。

そのときに、動きが大きく上達します。

一つのことができると、次もやってみようという意欲が生まれます。

その意欲を引き出してあげるのが、指導者の役目だと思います。

A君のこれからが楽しみです。