1月は観たい作品が多くて、コロナ禍前の水準で映画鑑賞してました。
こちらも観たかった作品の一つ。
『サン・セバスチャンへ、ようこそ』
大好きなウディ・アレンの最新作。
おそらくもう本国では映画は作れないだろうウディだけど、
新作を公開してくれるので、公開したらありがたく観に行ってます(笑)
今回の舞台はスペインということで久々に本国以外が舞台での作品となってます。
ストーリーは~
アメリカ・ニューヨークの大学教授で売れない作家のモート・リフキン(ウォーレス・ショーン)は、映画の広報担当者である妻スー(ジーナ・ガーション)に同行してスペインのサンセバスチャン映画祭を訪れる。彼は著名な映画監督フィリップ(ルイ・ガレル)と妻との浮気を疑い、同映画祭にやって来たのだった。ところが彼はそこで、自らが往年の名作映画の世界に入り込む不思議な体験をする。そして妻への疑念で心気症となったモートは、訪れた病院で美しい医師ジョー(エレナ・アナヤ)と出会う。
ユーモアと皮肉たっぷりの男と女の会話劇。
ウディ・アレンらしい作品に仕上がっているけど、今までの作品とは違って、夢ネタというか、妄想ネタで往年の名作のオマージュみたいなシーンが多々あって、
オマージュであろうことは分かるけど、何の作品だっけというのも多々あり、今までの作品と比べてもそこまでどっぷりと世界観に浸ることが出来ませんでした。
ただね、御年88歳。
作品自体は4年前に制作したものだけど、脚本と監督とを務めるパワーはすごい。
正直過去作の方が好きな作品多いけど、
台詞を楽しむという点では楽しい作品でした。