新海誠監督の新作ということで観てきました。
『すずめの戸締まり』
新海監督の作品は『君の名は。』がきっかけとなり全作観ましたが、やっぱり『君の名は。』が一番好き。
ただ、これを超える作品もなかなか出てこないとも思う。
ただ、やっぱり新海作品のアニメでありながら圧倒的な映像美は好きなんで今回も楽しみにしてました。
ストーリーは~
九州の静かな町で生活している17歳の岩戸鈴芽は、”扉”を探しているという青年、宗像草太に出会う。草太の後を追って山中の廃虚にたどり着いた鈴芽は、そこにあった古い扉に手を伸ばす。やがて、日本各地で扉が開き始めるが、それらの扉は向こう側から災いをもたらすのだという。鈴芽は、災いの元となる扉を閉めるために旅立つ。
少しネタバレ含みます
個人的には『君の名は。』ほどではなかったけど、
『天気の子』よりは好きでした。
今回の舞台は九州からずっと北上していくロードムービーみたいな感じで、九州、四国、神戸と色んな地域を扉を閉めながら旅をする訳でもあるんだけど、冒険的なテイストを加えながらも人の温かさを感じるという。
優しさやさ切なさに包まれる作品。
最終的な舞台になる場所は311の起こったあの場所で、フラッシュバックのように入る映像で大方分かっていたし、
あの出来事を境に人生が変わった人も多いと思う。
この作品の根底にあるのは311で日常を奪われた方への想いをぶつけた作品であり、何気ない日常にも感謝をしたくなるような作品でもありました。
見るのがつらいと思われる方もいると思うけど、素晴らしい作品に仕上がってました。
そして予告でも流れているエンディングの曲、雰囲気が映画と合ってて、その前に流れたRADWIMPSの曲より好きでした(笑)
上映回数えげつないんで、ゆくり観れたのは良かったかな
『ブラックパンサー』の上映回数が切ないけど…