コロナ禍で上映延期になった映画は数知れず。
こちらもその一つ。
やっと公開が決まったんで早速行ってきました。
アガサ・クリスティーの小説、エルキュール・ポアロシリーズのの映画化。
『ナイル殺人事件』
前作の『オリエンタル急行殺人事件』も好きだったんでこちらもずっと観たいと思ってた作品。
やっぱり前作が気に入ってた友人がいたんで、公開初日の25日、仕事終わった後にレイトショーで観てきました。
ストーリーは~
エジプトのナイル川をめぐる豪華客船内で、新婚旅行を楽しんでいた大富豪の娘リネット(ガル・ガドット)が何者かに殺害される。容疑者は、彼女とサイモン(アーミー・ハマー)の結婚を祝いに駆け付けた乗客全員だった。リネットに招かれていた私立探偵ポアロ(ケネス・ブラナー)が捜査を進めていくうちに、それぞれの思惑や愛憎が絡み合う複雑な人間関係が浮き彫りになっていく。
原作は読んでおりません。
ミステリー映画ということで予備知識持たずに観たけど、最後まで飽きずに観れました。
オープニングはポアロの過去。
そこからエジプト紀行が始まり起こる殺人事件。
原作を読んでなかったんで、被害者となる人はここで始まて知りました(笑)
絢爛豪華なエジプトでの結婚式や、アブシンベル神殿のシーンは良かったけど、殺人事件が起こるまでの前振りが長い
映像は美しいけど、謎解きが一気に駆け抜ける感じになっちゃってたんで、そこが残念だったかな
話の流れから犯人が誰かは途中で分かったけど、この作品のテーマは愛。
そして誰にでも秘密というか裏の顔がある。
登場人物の皆が秘密がボロボロと出てきて、お前もかってツッコミ入れたくなる人とかもいるけど、
愛と秘密のテーマには沿っていた作品でもありました。
今回も前作同様にケネス・ブラナーの監督主演作品だったけど、個人的には前作の方が切ないというか、やるせなさがあって好きでした。