東京国際映画祭で鑑賞してきました。
11/15からNetflixにて配信のこちら…
『アースクエイクバード』
イギリス人作家スザンナ・ジョーンズの小説を原作にしたサスペンス。
私、HuluとAmazonPrimeは契約してるけど、Netflixは使っていない。
この作品についても最初は、初期登録なら無料で観れるしな…と気にはなってたけど、観るかどうかまでは迷ってた。
そんな中、チケット発売前に舞台挨拶が決まり、観ることにしました(笑)
ストーリーは~
日本で暮らしていたリリー(ライリー・キーオ)が行方不明になった後、死体で発見され、リリーの友人だったルーシー(アリシア・ヴィキャンデル)に疑惑の目が向けられる。リリーとルーシーの間には、謎めいたカメラマンの禎司(小林直己)の存在があった。
舞台は1989年の東京ということで、
今から30年も前だけど、確かにその頃のファッションだった記憶が残ってたり、
昭和後期の日本を楽しみつつ、作品も楽しむことが出来ました。
予告では英語での会話しかないけど、半分は日本語の台詞です。
しかも主演のアリシアも通訳という役どころなんで日本語も話すけど、発音はともかくきちんと聞き取れる日本語を話していました。
1989年の日本で暮らすルーシーと友人の紹介で知り合ったリリー。
リリーが行方不明になり、最後に姿を目撃したルーシーが警察に呼び出され、事情聴取を受けるところから話はスタート。
水と油のような性格だけど、友人関係としてはそこそこうまくやっていて、
そんな二人とルーシーの恋人でもある禎司と三角関係のようになっていき、
そこで生まれる疑心暗鬼だったり、嫉妬だったり、そんな心の駆け引きもこの話の主要な要素になってます。
んで、日本が舞台でも外国人が監督になると摩訶不思議ジャパーンになっちゃうところを、
日本に留学経験もあるウォッシュ・ウェストモアランドが手掛けることによって、多少の不思議描写はあるにしても、比較的ちゃんとした日本を描いた作品でもあります。
オープニングから影のある雰囲気のルーシー、
人を寄せ付けない雰囲気を感じつつも孤独感も上手く表現されていて、さすがはオスカー女優の貫禄があり、
終盤、死を寄せ付ける女的な感じで描かれてた終盤、彼女の心が救われるシーンが印象的でした。
舞台挨拶では冒頭、作品と日本愛を嬉しそうに日本語で語る監督の笑顔が印象的で、アリシアも挨拶とコメントを日本語でしてたりと、微笑ましい舞台挨拶でこっちもつられてニコニコしたくなる(笑)。
んで、禎司役の小林直己さん、存じ上げないお名前の方だと思ったら、EXILE系の人だったのね
以前も書いたと思うけど、ジャニーズ系全く興味ないけど、それ以上に興味ない系統の方々なんで名前も覚えられなくて、EXILE系好きな同僚ちゃんに舞台挨拶の件伝えて、「中村とか岡本って感じの名前の人」っていったら、「小林じゃない」って返しがあった。
全然違うのに良く気付いたね(笑)
Netflix加入してる人、おススメです