昔の名作を期間限定で上映する午前10時の映画祭。
映画館に行くことは何度もできるけど、
DVDで過去の名作を見ることは容易いけど、
スクリーンで鑑賞する機会なんてそうそうない
ということで、今クールで一番楽しみだったこちらを観てきました。
クエンティン・タランティーノの名作
『パルプ・フィクション』
1994年の作品です。
公開当初はまだ10代で映画を鑑賞するのもせいぜい年2,3回程度の頃。
レンタル直後に鑑賞したけど、あまりよさは分からないまま月日は流れ、今に至りました(笑)
そして、スクリーンで上映することが分かり、絶対に行こうと思っていたのであります(笑)
ストーリーは~
強盗の計画を立てているカップル、パンプキンとハニー・バニー、盗まれたトランクを取り戻そうとする二人組のギャング、ビンセントとジュールス。ボスの情婦と一晩のデートをするハメになるビンセント。ボクシングの八百長試合で金を受け取るボクサーのブッチ。誤って人を殺し血塗れになった車の処理に右往左往するビンセントとジュールス。ギャングのボス、マーセルスを軸としたこれらの物語がラストに向けて収束していく……。
タランティーノ作品の魅力でもある会話劇とバイオレンス
この2つが折り合った素晴らしい作品でした
タランティーノ作品の会話劇、大して物語の本筋に関わってくるわけじゃないのに、
聞き入っちゃう(笑)
昔見た時の記憶は断片的にしかなかったんで、
ほぼ初見に近い形で鑑賞でしたが、物語に引き込まれました。
全く交わらなさそうないくつかのエピソードがラストにはすべてつながるという。
この手の話は大好きだったんで、
最後まで楽しんで観ることが出来ました。
若い頃の観て感動して、今観ると何でこんなのに感動してたんだろうって作品も多いけど、
年齢を重ねることによって苦手だった作品が楽しく観れるということが分かりました。
午前10時の映画祭、本当に素晴らしい企画だったけど、
予算の関係で来年度で終了が決定したそう
確かに行く回数は少なかったけど、本当に楽しませてもらいました。
4月から最後のシーズンが始まりますが、いくつかスクリーンで観たい名作があるんで、
観に行きたいと思います。