鑑賞したのは10月末。
やっと東京国際映画祭での鑑賞作品がアップできるよ～
10/28に2本鑑賞したうちの1本。
『世界はリズムで満ちている』
原題：Madras Beats
2018年のインド映画です。
今インド映画は熱い
数年前から年に１、２本は観ていますが、今のところハズレなし
ということでこの作品も楽しみにしていました。
ストーリーは～
貧しい不可触民の家に生まれたピーターは早くから音楽の才能を示し、ムリダンガム（南インドの打楽器）の巨匠のもとに弟子入りして修行に励む。しかし様々な障害が立ちはだかり、音楽業界からも家族からも拒絶された彼は、放浪の旅に出る。果たしてピーターは降りかかる困難を乗り越えることができるのだろうか。
インド映画にハズレなし。
この作品もすごく面白くて最後まで魅入っちゃいました。
この作品は不可触民のピーターのサクセスストーリーでもあるんだけど、
親からはまっとうな職に就くことを望まれてるにも関わらず、
音楽好きで映画スターの追っかけばっかりしてるピーター。
父の仕事の手伝いでインドの伝統打楽器のムリダンガム奏者と出会い、
ムリダンガム奏者を夢見て弟子入りするというお話。
この作品はカーストというインドに根強く残る差別とも戦いながら、
音楽と共に前を進もうとするピーターの話でありました。
ハズレが少ないインド映画と共に、テーマは音楽。
失敗する要素が少ない(笑)
音楽といっても打楽器だから音としては素朴なんだけど、
打楽器＝芯まで響くからね～(笑)
日本での公開は決まっていないけど、素晴らしい作品でした。
鑑賞後の監督とプロデューサーによるQ&A。
プロデューサーの女性は監督の奥様とのこと。
この時のお話では、この時の上映が世界初お披露目だったらしい
いち早く映画が観れるのも映画祭の魅力
このQ&Aが終わった後も…
会場の外で臨時のサイン会がありました(笑)
いい人だ(笑)