東京国際映画祭の4本目~
今年ははこれがラストでした。
『うつくしいひと 』
最初は、これを観ようという気持ちはそんなでもなかったんだけど、
舞台挨拶あって、その出演者も豪華だったんで観賞することに決めました。
ストーリーは~
熊本にロケハンに訪れた映画監督が若い女性に出会い、一緒に小さな旅を続けるストーリー。実は、彼は熊本出身で学生時代の初恋の人に渡せなかったものを届けにきたのだった。旅を続けるうちに、女性は初恋の人の娘であることが分かるのだが…。
この作品、熊本のPRとして作られたものであって、
行定監督も出演者もみんな熊本出身。
撮影は昨年の秋ということで、
震災前の美しい熊本の風景と共にあるのは、
ノスタルジックで、心に染み入るストーリー。
地震があって、この作品の位置づけもチャリティー上映というものでした。
今回、舞台は熊本だけど、脚本自体は、どこへもっていっても撮れるようなもの。
それでも心に突き刺さるのは、
震災後の熊本の映像も知っているから。
スクリーンに映像が流れるたび、
行ったことがないのに同じ風景を観ることが出来ないと思い切なくなったり、
約40分という短い作品の中で伝わってくるものは十分にありました。
作品後の舞台挨拶。
行定監督の他、橋本愛ちゃん、高良健吾さんたち出演者の挨拶もあり、
それぞれの熊本への愛を感じました。
来年入ったら、震災後の熊本ということで、
続編を撮影予定との事。
上映終了後に募金をしてたんで、少額ではありますが、
もちろん寄付してきました。
出口では行定監督とくまモンが並んでて、
監督が一人一人に「ありがとう」と声をかけてくれてたのが印象的でした。
がんばろう熊本
『うつくしいひと』
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