東京国際映画祭、二日目の1本目~
『フロム・ノーウェア』
あれまたアメリカ映画になっちゃったw
ということで、今回の映画祭はアメリカ映画ばっかりでした
ストーリーは~
アメリカはNYのブロンクスにある高校。ドミニカとペルー出身の女生徒と、アフリカ系の少年の3人は、他の生徒と同様に普通のアメリカ人として育ったものの、親が不法移民であるために正規の滞在権がない。いつ強制帰国させられるか分からない。学校側が動き、彼らを無事卒業させるべく、市民権取得のために弁護士を紹介する。かくして、彼らは否応なく自分の家族とその過去に向き合うことになっていく…。
今回の映画祭、鑑賞作品選んでるときから感じたけど、
世界中で問題となってるからか、移民問題を取り上げた作品が多かった。
この作品も同様で、
親が不法移民であるが故、市民権がなく、成績が良くても大学進学が危うい3人の生徒
たち。
アメリカ人同様に暮らしていても、身分証もなければ、
ギリギリの生活を送っている。
市民権を手に入れるために一番手っ取り早いのが、
身内に政治犯がいて、自国にいると命が危ないと証明すること。
子供に罪はないのは分かっているけど、
正規の滞在権がある人と、不法滞在をしている人を同様に扱うのは正直おかしいと思ってしまう。
正規滞在している人はそれなりの手順を踏んでるわけだし、
それを省いて権利だけ主張するのはちょっとね…
そんな違和感と、
彼らの日常生活と学校で他の生徒と変わらない普通の顔と、
そんな複雑な空気が入り乱れる作品でもありました。