もしかしたらそのうち上映あるかも~
なんか間が空いちゃったけど、
東京国際映画祭で観たもう一本の感想アップ
今回は邦画2本と海外の作品一本の計3本と少な目。
唯一の海外作品だったのがこれ。
『迫り来る嵐』
コンペティションに出品された中国映画になります。
これの上映があったのが、あの台風の日の夜。
一度東銀座のホテルへチェックインして雨風が酷い中再び六本木へ
まさにタイトル通りの状況でした。
ストーリーは~
1990年代。ユィ・グオウェイは、中国の小さな町の古い国営工場で保安部の警備員をしており、泥棒検挙で実績を上げている。近所で若い女性の連続殺人事件が起きると、刑事気取りで首を突っ込み始める。そしてある日犠牲者のひとりに似ている女性に出会い接近するが、事態は思わぬ方向に進んでいく…。
このあらすじで分かるように、
余計なことに首を突っ込んだ結果、取り返しのつかない状態に堕ちていく様を見事に表現しておりました。
とあるい田舎の工場の敷地で女性の遺体が見つかり、
殺人事件と断定されるんだけど、
警備員のユィ・グオウェイが独自に情報収集して犯人を追跡する。
だけど素人、いくら警備員として工場内で犯人を検挙できたとしても、殺人事件だと勝手が違う。
事件に憑りつかれ、周囲が見えなくなる男を見事に演じてたと思います。
最初から最後まで雨が降りしきり、陰鬱な雰囲気の中、
犯人は一体誰だったのか…
ラストにネタバレがされるけど、
あーなるほど、このパターンか
個人的には引っ張っといてこれかよって感じでした(笑)
で、このオチを観て、辿り着くのは、
素人が余計なことに首を突っ込んじゃいけません
警察に任せておきましょうってことですな(笑)
そんな感じの作品ですが、俳優さんの存在感は確かに秀逸で、男優賞を獲得したのは納得でした。
そしてこの作品にはQ&Aがあったんだけど、
まずびっくりしたのは、
登壇した主演俳優、監督、プロデューサーが、
なんと私の席の斜め後ろの席に座ってたΣ(・ω・ノ)ノ!
ニアミスじゃん~
撮影OKかどうか分からないけど、撮影してる人多数だったんで便乗して撮影(笑)
んで、主演のドアン・イーホンさんという方、
全く存じ上げない方だったんだけど、
中国では人気のある方だったらしい
周りにも何人か中国人がいたのは分かってたけど、。全体的に中国人率が高かった。
「私ファンなんです、今日は誕生日なんで、おめでとうを言ってください」と言ってた中国人の方からかじまり、
質問にあたったのはすべて中国人の人、
似たような内容の質問をたらたらと中国語でやっていて、なんとなくちょっと引いた
唯一マトモな質問が、
中国での上映される際の検閲について。
今回上映された作品がカットされずに本国で上映されるのかを危惧した質問だったのが、
中国というお国の闇の部分を感じでしまいました。
フォトセッションの時も、
後ろの席の人がわらわらと前の方にやってきて、写真撮影してるの見てると、
なんかお国柄だな~と思ってしまいました。
ということで、やっと映画祭ネタ終了です(笑)