癒し効果のある観葉植物に関心が

集まって久しい。

 

 

「…ことし買った観葉植物に

毎日水やりしても、どんどん弱って…」

と困る例が多い。

 

 

 

お店やインターネットでは、

「“土が乾いたら、いっぱい”水やりしましょう」

という言葉がよく見られる。

 

お店やインターネットの説明は、多くが抽象的。

 

 

・“土が乾く”は、正確にはどんな状態か

 

・“いっぱい”は、どの程度の量なのか

 

理解できてるだろうか?

 

 

 

ちなみに、観葉植物だと、

ほとんどは乾燥した環境を好む。

 

土が乾ききってから2~3日で

葉っぱが垂れてくるけど、

水をあげたら調子が良くなるという。

 

 

そのくらいにになるまで放っといても

植物は意外と復活できるという。

 

 

このページでは、専門家の見解を

見聞きした内容別に、

 

植物を枯らす原因について、

項目ごとに、以下に記しました。

 

 

 

【植物を枯らす原因】

 

㋐ 根腐れ

㋑ 根詰まり

㋒ 株の増えすぎ

㋓ 庭木が伸びすぎ

 

 

 

それぞれの内容は、

 

 

* 原因㋐;根腐れ

 

《おもな現象》

 

・下のほうから葉が落ちる

・水を吸わない

 

 

《原因》

 

・水の与えすぎ

・活性の低下

・土の水はけが不調

 

 

《こんな状況》

 

水やりの後、

土が湿ったままとか、粘土状とか

なってたら、根腐れかもしれない。

 

 

土が常に濡れてたら、酸素が少なくなって、

根が窒息して根腐れしてしまう。

 

すると、ヒゲみたいな細い値が溶けてなくなって、

太い根だけが残って、カビが生えてしまう。

 

 

《対策》

 

土が底まで乾くまでは、水を与えない。

 

土が乾いてるか否かの判断は、

 

お箸(菜箸)みたいな棒を、鉢の底まで突き刺して、

抜いたときに、棒の先まで乾いてたŌK。

 

 

目安として、

1週間で、鉢の底までしっかり乾くのが理想。

 

もし、

上部の土に水分がなくて、下の土がまだ湿る

というなら、

植え替えをしないと根治が難しい。

 

 

あとで枯らさずに済むような

 

・植え替えの方法

・土の選び方

・水やりの方法

 

を、自分でする場合の手順は

 

 

 

 

あと、土に刺すだけで

水やりのタイミングがわかる

 

* SUSTEE(サスティー)

 

という商品を利用する方法もある。

 

 

 

 

 

* 原因㋑;根詰まり

 

《おもな現象》

 

・葉がしおれる

 

 

《原因》

 

・育ちすぎて鉢のサイズが合わない

 

 

《こんな状況》

 

根詰まりとは、

根が張りすぎて、鉢いっぱいに広がること。

 

そうなるのは、植物が活発な証拠でもある。

 

水が土に染み込まなかったり、

土の乾きが速すぎたりする場合は、

根詰まりが疑われる。

 

 

根が詰まると、行き場がさえぎられて

土の上に出てくることもある。

 

 

《対策》

 

値を傷つけないよう、

植え替えの専門業者に頼むのが得策。

 

 

自分でできる範囲では、

・ひとまわり大きな鉢に植え替える

・根を切って、現状のサイズを維持する

 

などの処理をしたい。

 

 

根が鉢いっぱいまで伸びる目安は

2年という。

 

2年ごとに、植え替えを考えるのが望ましい。

 

 

 

* 原因㋒;株の増えすぎ

 

《おもな現象》

 

・葉が下を向く

 

 

《こんな状況》

 

観葉植物・ヤシ・タケ

に類する植物は、株が増えやすい。

 

 

《対策》

 

鉢から出して、株と株のつなぎ目の根を切って

植え替える『株分け』をする。

 

 

 

* 原因㋓;庭木が伸びすぎ

 

《こんな状況》

 

庭木が放置されすぎたら

 

・虫がわく

 

・ハチの巣ができる

 

・電線を突き破って、停電や 火事を 引き起こす

 

・枝が隣家に侵入して、葉を落とす

 

最悪の場合は、

庭木が原因で隣人トラブルに発展する
 

という問題が懸念される。


 

《対策》

 

専門業者に、剪定〈せんてい〉を依頼する。

 

あまりにも安い業者に頼むと、

技量の乏しさが懸念されるから、

業者は見極めて選びたい。

 

 

あと、

木にダメージを与えないように、

・『常緑樹』は夏

・『落葉樹』は冬

 

というふうに、

剪定〈せんてい〉の“時期”を、考慮するのも重要。

 

 

また、外側だけ整えても、中に日が当たらず、

蒸れてカビが生えてしまう事態が

懸念されるため、

 

内側の枝を落とす『すかし剪定』も必須。

 

 

* すかし剪定;

 

伸びすぎたり 込み合ったりした 枝を切って、

身軽にさせる方法