《一部の内容を更新しました》
免疫力を挙げるため、体調を整えるため、
栄養に気を付けることは大切。
しかし、
“食材の栄養価値を高める組み合わせ”があれば、
反対に
“合わない”組み合わせもある。
健康のために栄養を意識しても、
組み合わせによっては、
その効果が打ち消されてしまうし、
ひどければ、不調の原因にもなってしまう。
『食べもの、飲みもの』の
好ましくない組み合わせとして
便宜的に番号をつけて列挙すると、
①
×: きゅうり + 赤ピーマン
②
×: きゅうり + トマト
(※ 酢かレモンをかければOK)
③
×: にんじん + 大根
(※ 酢を加えればOK)
(※ 鍋料理の場合は、ポン酢に付けて食べる)
④
×:
玄米
+
食物繊維の多い野菜(ごぼう etc.)
⑤
×: キャベツ + わかめ
⑥
×:
ゆで卵
+
ほうれん草、小松菜
(※ 卵は、スクランブルエッグなら問題ない)
⑦
×: れんこん + ひじき
⑧
×: さつまいも + 大豆
⑨
×: 大豆 + ひじき
(※ とりすぎに注意!)
⑩
×: ねぎ + 豆腐
⑪
×: 納豆 + 生卵(白身)
(※ 卵の黄身だけならOK)
⑫
×: スイカ + ビール
⑬
×: 柿 + かに
⑭
×: 焼き魚 + つけもの
(※ 酢かレモンをかければOK)
⑮
×: イクラ + 二枚貝(生ホタテ など)
(※ 貝類のほうを、しっかり加熱することに注意!)
⑯
×:
甲殻類(エビ、カニ など)
+
青魚(サバ、イワシ など)
⑰
×: ハム、ソーセージ + たらこ
(※ ほか加工食品同士の組み合わせは、極力避けたい)
⑱
×: こんぶ + ごま
(※ ごまは、ペースト状であればOK)
⑲
×: しらす干し + ごま
⑳
×: しらす干し + 大根
(※ 酢かレモンをかければOK)
㉑
×: 豚肉 + 冷たいソバ
㉒
×: ジャム + ソーセージ
上記で番号を付けた
それぞれの組み合わせで
おそれのある症状とその理由を、
番号順に列挙すると、
①
×: きゅうり + 赤ピーマン
この組み合わせは、
ビタミンCが壊される
《どういう理由で?》
きゅうりに含まれる『アスコルビナーゼ』という酵素が、
ビタミンCを壊してしまう。
②
×: きゅうり + トマト
(※ 酢かレモンをかければOK)
この組み合わせは、
ビタミンCが壊される
《どういう理由で?》
キュウリに含まれる酵素が、
トマトのビタミンCを壊してしまう。
③
×: にんじん + 大根
(※ 酢を加えればOK)
(※ 鍋料理の場合は、ポン酢に付けて食べる)
この組み合わせは、
ビタミンCが壊される
《どういう理由で?》
にんじんに含まれる酵素『アスコルビナーゼ』
が
大根のビタミンCを壊してしまう。
④
×:
玄米
+
食物繊維の多い野菜(ごぼう etc.)
この組み合わせは、
ミネラルが不足して、
動脈硬化になる
《どういう理由で?》
食物繊維のとりすぎで、
“カルシウム”と “マグネシウム”の
吸収が阻害されて不足する。
⑤
×: キャベツ + わかめ
この組み合わせは、
体内の代謝が下がる
《どういう理由で?》
キャベツの成分『チオオキサゾリジン』が、
わかめに含まれる『ヨウ素』の吸収をさまたげる。
⑥
×:
ゆで卵
+
ほうれん草、小松菜
(※ 卵は、スクランブルエッグなら問題ない)
この組み合わせは、
鉄分が吸収されない
《どういう理由で?》
ゆで卵の 殻 に含まれる 硫化水素が
ほうれん草や 小松菜に 含まれる『鉄分』と
結合してしまう。
⑦
×: れんこん + ひじき
この組み合わせは、
鉄分が吸収されない
《どういう理由で?》
レンコンに含まれる栄養素『タンニン』が、
ヒジキの栄養素である鉄分を吸収しない。
⑧
×: さつまいも + 大豆
この組み合わせは、
栄養不足になる
《どういう理由で?》
両方を同時に摂取したら、
食物繊維のとりすぎにつながって、
多くの栄養素を排出してしまう。
⑨
×: 大豆 + ひじき
(※ とりすぎに注意!)
この組み合わせは、
腹痛を起こすかも
《どういう理由で?》
大豆の栄養素『サポニン』と、ヒジキの食物繊維
が
腸を刺激してしまう。
⑩
×: ねぎ + 豆腐
この組み合わせは、
カルシウムが吸収されない
《どういう理由で?》
ネギに含まれる成分『硫化アリル』と『シュウ酸』
が
豆腐の栄養素『カルシウム』の吸収を邪魔する。
⑪
×: 納豆 + 生卵(白身)
(※ 卵の黄身だけならOK)
この組み合わせは、
納豆の有効成分が吸収されない
《どういう理由で?》
卵の白身が、皮膚と粘膜にいい成分『ビオチン』
の吸収を阻害する。
(黄身だけなら『ビオチン』を守れる)
⑫
×: スイカ + ビール
この組み合わせは、
急性アルコール中毒の危険性あり
《どういう理由で?》
どちらも利尿作用を持って、
水分が排出されすぎて、
血中アルコール濃度が高まる。
⑬
×: 柿 + かに
この組み合わせは、
体が冷える、免疫力が下がる
《どういう理由で?》
柿もカニも、利尿作用のある『カリウム』を含む。
体の外へ排出される際に、熱も放出されてしまう。
⑭
×: 焼き魚 + つけもの
(※ 酢かレモンをかければOK)
この組み合わせは、
発がん性物質が生じる
《どういう理由で?》
焼き魚に含まれる『ジメチルアミン』と、
つけものに使われる『亜硝酸塩』が
化学反応を起こす。
⑮
×: イクラ + 二枚貝(生ホタテ など)
(※ 貝類のほうを、しっかり加熱することに注意!)
この組み合わせは、
ビタミンB1が壊される
《どういう理由で?》
二枚貝に含まれる酵素『チアミナーゼ』が、
イクラの持つ『ビタミンB1』を破壊する。
⑯
×:
甲殻類(エビ、カニ など)
+
青魚(サバ、イワシ など)
この組み合わせは、
脳の機能が低くなる、
脳の老化が懸念される
《どういう理由で?》
甲殻類(エビや カニ など)に含まれる
成分『キトサン』が、
青魚(サバや イワシ など)に含まれる
DHAと EPAの 吸収を邪魔する。
⑰
×: ハム、ソーセージ + たらこ
(※ ほか加工食品同士の組み合わせは、極力避けたい)
この組み合わせは、
発がん性物質が生じるかも
《どういう理由で?》
たらこに含まれる成分『ジメチルアミン』が、
ハムやソーセージの発色剤に使われる成分
『亜硝酸塩』と反応する。
⑱
×: こんぶ + ごま
(※ ごまは、ペースト状であればOK)
この組み合わせは、
カルシウムが吸収されない
《どういう理由で?》
ゴマの種皮に含まれる『フィチン酸』が、
昆布に含まれるカルシウムの吸収を邪魔する。
⑲
×: しらす干し + ごま
この組み合わせは、
亜鉛が吸収されない、
免疫力が低下するし、味覚異常になる
《どういう理由で?》
カルシウムの過剰摂取になる。
さらに、ごまに含まれる『フィチン酸』
によって、亜鉛不足になる。
⑳
×: しらす干し + 大根
(※ 酢かレモンをかければOK)
この組み合わせは、
アミノ酸が吸収されない
たんぱく質がつくられない、
集中力の低下 など
《どういう理由で?》
しらすに含まれる成分
『必須アミノ酸』のひとつである『リジン』
の吸収を、
大根の酵素『リジンインヒビター』が邪魔する。
㉑
×: 豚肉 + 冷たいソバ
この組み合わせは、
胃に負担がかかって、消化不良になる
《どういう理由で?》
豚肉も冷たいソバも、
身体を冷やす作用が含まれる。
そのため、胃と腸に大きな負担がかかる。
㉒
×: ジャム + ソーセージ
この組み合わせは、
発がん性物質が生じる
《どういう理由で?》
ジャムに使われる『防腐剤』と『保存料』が、
ソーセージに使われる『発色剤』と
化学反応を起こす。