健康食品のひとつに、

“サプリメント”(略:サプリ)というのがあって、

 

たいていがタブレット状で

水と一緒に飲む。

 

 

 

 

 

 

その、

サプリメント

別のサプリメント

 

の組み合わせについて

 

 

 

(何か気になるなら、

サプリを販売する会社の

『お客さま相談センター(製品の袋にも記載)』

問い合わせるのもよさそう)

 

 

 

好ましくない組み合わせとして

便宜的に番号をつけて列挙すると、

 

 

× カルシウム + ビタミンD

 

× 鉄 + ウコン

 

× 亜鉛 + L-カルノシン

 

× 甘草(かんそう) + アロエ

 

× GABA(ギャバ) + αーリノレン酸

 

× L-カルニチン + アロエ、センナ

 

× コエンザイムQ10 + ビタミンK

 

×

セント・ジョーンズ・ワート

アミノ酸(トリプトファン etc.)

 

 

× ルテイン + ビタミンE

 

× グルコサミン + コンドロイチン

 

 

 

 

 

 

 

上記で番号を付けた

それぞれの組み合わせで

問題点とその理由は、

 

番号順にをつけて列挙すると、

 

 

× カルシウム + ビタミンD

 

この組み合わせは、

 

高カルシウム血症

(:血液中のカルシウム濃度が高くなりすぎる)

 

が懸念される。

 

 

《その理由》

 

脂溶性ビタミンであるビタミンDは、

肝臓に蓄積すると、肝機能が低下することもある。

 

さらに、カルシウムとの組み合わせで、

血中のカルシウム濃度が上がって、

高カルシウム血症を招く。

 

 

・「高カルシウム血症」がもたらす症状:

 

骨がもろくなる

腎臓に結石ができる

脳と内臓の機能が下がる

 

 

× 鉄 + ウコン

 

この組み合わせは、

 

肝機能障害が懸念される

 

 

《その理由》

 

『鉄の吸収を、ウコンが進める』という組み合わせ。

ゆえに、体内に鉄を蓄積させてしまうため。

 

 

× 亜鉛 + L-カルノシン

 

この組み合わせは、

 

腎機能障害が懸念される

 

 

《その理由》

 

L-カルノシンは、亜鉛の吸収を進めるため、

 

頭髪治療のサプリメントに含まれる亜鉛と、

ミネラルサプリメントに含まれる亜鉛の

吸収を進めて、

 

腎機能と肝機能に悪影響を及ぼしそう。

 

 

× 甘草(かんそう) + アロエ

 

この組み合わせは、

 

低カリウム症

(:血液中のカリウム濃度が低下)

 

が懸念される

 

 

《その理由》

 

甘草の主成分『グリチルリチン酸』

が、

カリウムの排出を進めて、

 

アロエの下剤成分の組み合わせによって、

低カリウム症を引き起こすかも。

 

 

・「低カリウム症」がもたらす症状:

 

筋力低下、不整脈

筋肉のけいれん、それか麻痺

 

 

× GABA(ギャバ) + αーリノレン酸

 

この組み合わせは、

 

血圧下降が懸念される

 

 

《その理由》

 

大量に併用すると血圧下降を招いて、

頻脈、耳鳴り、など引き起こすかも。

 

 

× L-カルニチン + アロエ、センナ

 

この組み合わせは、

 

下痢が懸念される

 

 

《その理由》

 

L-カルニチンは消化管運動を進めるため、

下剤のような効果を持つ。

 

同じような、便秘改善するためのサプリメントを

併用したら、腹痛か下痢を引き起こすかも。

 

 

× コエンザイムQ10 + ビタミンK

 

この組み合わせは、

 

心疾患が懸念される

 

 

《その理由》

 

血液をサラサラにする薬と、

 

このサプリの組み合わせは、

心臓に負担がかかる。

 

 

×

セント・ジョーンズ・ワート

アミノ酸(トリプトファン etc.)

 

 

この組み合わせは、

 

セロトニン代謝の異常

が懸念される

 

 

《その理由》

 

セント・ジョーンズ・ワート は、

“幸せホルモン”なるセロトニンを増やす。

 

もし、抗うつ薬を服用中の場合は、

アミノ酸系のサプリとの組み合わせが、

 

セロトニン代謝の異常を招いてしまうかも。

 

 

× ルテイン + ビタミンE

 

この組み合わせは、

 

併用しても意味があまりない

 

 

《その理由》

 

両方とも、抗酸化作用の強い成分。

 

しかし、

ルテインのほうが、高い還元力を持つため、

ビタミンEの成分を発揮しきれなくなる。

 

 

× グルコサミン + コンドロイチン

 

この組み合わせは、

 

併用しても意味がない

 

 

《その理由》

 

両方とも、『ムコ多糖』という

糖類に関する成分のひとつ。

 

あえて併用する必要がない。