('23年11月 更新)
あまりこういう話はしたくないのですけど
(重たい内容ですし)
遅かれ早かれ、自分にも避けようのない話なので
成人した身として知っておきたいし
・1日目にすること
・1日目~3日目にすること
・3日目~7日目にすること
・7週間後にすること
この順番で
まとめておきたいと思います。
*1日目
(行われること:臨終・安置)
すること:
・ ご臨終
・ 死亡診断書を受け取る
・ 遺体をどこに置くか決める
搬送だけお願いして、葬儀は別会社にしたいのであれば、
自宅に一度連れて帰るなどして、
安置を葬儀会社に頼らないようにしたい。
もし自宅で亡くなって、警察が検視し、
検案書をもらった場合は、注意が必要。
警察や病院が紹介する葬儀社は、
現場に駆け付けるのが早いだけの、
サービスが良くない業者もある。
搬送先を選ぶときから、
葬儀をどのように行うか考える必要がある。
最低でも2通りは見積もりを考えるのが望ましい。
・ 葬儀会社を決める
『格安の小規模葬』を得意とする業者もあれば、
『大規模葬』を得意とする業者もある。
事前に見学し、雰囲気を確かめるのもあり。
※ いずれも、
ただ費用の安さを重視しただけのプランなら、
ひつぎが老朽化していることも多い、など
後悔しやすいため、注意!
・ 遺体を搬送し、安置する
・ 宗派や菩提寺があるかを確認する
・ 読経や戒名を お願いする僧侶に連絡する
※ 宗派違いの戒名を付けてしまわないように、
あらかじめ、本人の『先祖の宗派』を
確かめたい
(戒名には費用が掛かるため、
戒名を付けずに、俗名で納骨する選択肢もある。)
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ここから後は、
一般葬か、
家族葬か、
一日葬か、
直葬か、によってすることが決まる。
(後々に、僧侶など外部と問題を起こしたくないなら、
一般葬か、せめて家族葬が理想)
○直葬と一日葬であれば、
*1日目~3日目
(行われること:打ち合わせ)
すること:
・火葬場と火葬日時を決める
・誰を呼ぶか、計何名に呼びかけるかを決める
○ あと直葬の場合、加えて
*3日目~7日目
(行われること:葬儀・火葬・支払い)
すること:
・火葬場へ移動
・火葬、拾骨
・火葬場にて埋葬許可証を受け取る
(のちの納骨の際に必要)
・遺骨を自宅に迎え入れる
・葬儀会社へ費用の支払い
*7週間後~
すること:
・原則で7週間後に納骨
※このときに埋葬許可証が要る
【 ※ 『直葬』の注意点】
『直葬』をするなら、
親族と、事前に綿密な話し合いをしたい。
本人から、生前に「葬儀しなくていいから」と
言われたのが理由で
『直葬」をした場合、後でこんな苦労をするかも。
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直葬したところ、
故人の身内から
「なんでちゃんとした葬式をやらないんだ。」
「あれじゃ故人がかわいそう」
そんな批判が入ってきて、
後々も、
『きちんと葬儀ができなかったから』と、
故人の友人や 職場の人が「お線香をあげたい」
と言って
絶え間なく自宅に来るのを、断るわけにもいかず
疲れきってしまった、という。
(個々におもてなしする気苦労を考えると、
きちんと葬儀を行ったほうが
負担がそこまでひどくなかったかもしれない。)
○一般葬か家族葬であれば、
*1日目~3日目
(行われること:打ち合わせ・通夜)
すること:
・火葬場と火葬日時を決める
・誰を呼ぶか、計何名に呼びかけるかを決める
・喪主を決める
・葬儀場を決める
・遺影を決める
(下4点は、家族葬の場合は簡略化できる)
・席次を決める
・通夜振舞を決める
・返礼品を決める
・葬儀日程を連絡する
・会葬礼状を送る
・(実家などで)棺に入れる副葬品を用意する
・納棺
・僧侶にお布施を渡す(通夜打ち合わせ)
・通夜
以下は、
○一般葬・家族葬・一日葬で同じ
*3日目~7日目
(行われること:葬儀・火葬・支払い)
すること:
(下2点は、家族葬や一日葬の場合は簡略化できる)
・火葬場に行く人数を決める
・初七日の参加人数を決める
他、することは、
・葬儀
・告別式
・出棺
・火葬場へ移動
・火葬、給骨
・火葬場にて埋葬許可証を受け取る
(7週間後の納骨の際に必要)
・初七日の法事
・精進落とし
・遺骨を自宅に迎え入れる
・葬儀会社へ費用の支払い
*7週間後~
(行われること:納骨)
すること:
・四十九日法要
この法要での日取りや会場や出席人数などを、
事前に確認する。
・香典返し(原則で7週間後)
・納骨(原則で7週間後)
※埋葬許可証が要る