試験問題「作者の気持ちを……」を思い出す | 幸せを拾って歩こう

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「ぴょぴょぴょぴょぴょ〜ん」を改めました。
小さな日常での起こったこと、怒った事、喜んだことなど。
日々のあれこれを気の赴くままに

2月に入り中学受験を始め緊張するシーズンになりました。

夜は早く寝て十分休んでから取り組める様にお祈りいたします。

 

 

ところで国語の設問に時々ありましたよね?

「この時作者はどう思ったか書きましょう」

長男が中学受験の時によく注意されてたのは自分の感想を書かない様にと。

作者の気持ちは本文から抜き出せと。

作者は大抵主人公に思い入れがあるので〇〇と思った(感じた)に近い心の動きを本文に書いているのでうまく取り出せれば答えは出せます。

何文字以内で……何であれば文字数ぴったりの動詞ないしは形容動詞があったりとか。

塾の先生に教わったテスト解説の裏ワザとして未だに覚えてます。

 

 

 

ということは脚本家はそれは残さなければ作者の気持ちを読み取れてないってこと。

勝手にアレンジしたりパロディ化してはいけないってこと。

 

事前に原作者にアレンジします、パロディ化するので変えていいですか?と確認して了承されていれば別の物語としていくらでも変えていたはず。

とは言いつつ登場人物の設定やら本筋からそれてしまえばその作品の映像化、具象化はできていないってことを自覚しなければならない。

よく「完全映像化」なんて宣伝してるけれどフェイク作品とよばれる覚悟必須なわけで。

 

 

例えばとある作品を映像化した時に主人公をクラスの目立たない子を設定していたのにとびきりおバカな娘やとんがったファッションセンスしてたらそれだけでキライになるでしょうね。

脳裏には〇〇ちゃんが思い浮かぶよね、それが原作のリスペクトがない証拠。

 

それを意外性がウケるんです!流行りなんです!なんてプロデューサーや編集者であれば作家の気持ちを逆なで。

 

しばらく会っていない作家の友人もせっかくの何作目かの作品を編集者にアレはこうしたら、ココはこんな風になんてアドバイスをされたことがあった。 

それはシリーズの何作目かなのに最初の設定とだいぶ違っててあ~この人は私の作品を読んでないんだなと思ってしばらくは書けなくなってしまった。

その後違う出版社に移籍?契約したことがあった。

 

作品が書けない時にバイトしたらそこの人に気に入られたって言ったまましばらく音信不通。

忙しいのかな?

彼女は元気なんだろうか?

大手出版社でしたけどね。

 

脚本家も編集者も作家の作品を世に出す前により良くしてくれるなら作家も安心して任せられるけれど、言いたいことを読み取れないなら適性が無いよね。

 

就職時に出版社、テレビ局、制作局も大卒って条件があるけれど、行間、コマの間にどれだけの情報を入れられるか学歴ではないセンスが必要だもんね。

 

ドラマの内容はイマイチ好きでは無くてもサウンドトラックがほしいと思う作品がある。

繊細な作曲家の方が行間の読取りはうまいんだろうなぁ。

センスだけで0から作る人はやっぱりリスペクトを知ってるからなんでしょうね。

クラシックなんてリスペクトがなければ進化できないもの。

日本人のコンテスト優勝者が増えているのも頷けます。

 

家にこもる日が増えているので新しいサントラ探してみよう。

サントラばかり聞く日は大抵数日前に問題が起こっている…。

 

渡辺岳夫さん、澤野弘之さん、大島ミチルさん、得田真裕さん、鴨宮諒さんの作品は誰もが聞いたことがあるはず。

ニュースとかにも使われるしね。

 

気分をあげよう!!!

 

 

 

 

 

 

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