頑張ろうね | pandaの活動と日記

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埼玉県登録団体
彩の国動物愛護推進員
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Hope to Life チームZERO公式ブログ

4/29(月)に保護した奇跡の子
 
今日
先生とお電話でお話し
状態を伺いました
 
 
まずは...
血液検査(ウィルス)の結果
エイズ・白血病陽性
ダブルキャリアであることがわかりました
 
腎臓の数値が酷い状態でしたが
入院した日からの静脈点滴で
数値が安定して来ました
 
少しずつ漏れ出すようですが
おしっこはやはり圧迫排尿
 
 
そして
肝心なこと
 
この猫さんにご飯をあげて居た方がわかり
この猫さんのことを少し伺えました
 
 
 
約1週間前程から脚をひきずりだした
そうですが今のように酷くなかったと
 
 
先生とのお話しで
下半身が動かず歩行困難になって居る
原因を究明するならMRIが必要だと
言われました
 
 
先生との1回目のご連絡で
餌やりさんからの情報を知らなかった為
先生には
MRIをして原因がわからない時もある
また原因がわかっても対処できない
場合もあること等、
この猫さんのWキャリアを考えると
余り負担を掛けない方が良いのではないかと
お話ししました
なのでMRIは考えて居ないと
 
 
ですが
先生とのお電話のあと
この猫さんを見つけて下さった
ご相談者様とお話しすると
約1週間前のこの子の状況がわかり
 
 
ちょっと待って
交通事故と言うより
白血病から併発するリンパ腫の可能性?
先生からは脚が少し動くと聞いて居ます
リンパ腫が悪さをして歩行困難にして居る
可能性は高いとの事で
 
 
何れにしましても
予後が良くない事が予測されますが
リンパ腫だった場合
対処しなければ
近い将来、苦痛が増すと
 
 
そうであれば
やはり苦痛は出来るだけ感じてほしくない
またリンパ腫の対処をすることで
歩行ができる可能性もある等々
考えまして
 
 
原因究明の為にMIRをすることにしました
もしリンパ腫だった場合
根治は難しいとしても
寛解または緩和に希望が持てます
 
 
ご相談者様とも意見が一致し
せっかく保護出来たのだから
可能性を模索し出来る限りのことは
してあげよう、と言うことになりました
 
 
 
お顔も身体も汚れちゃったな...
 
幸いなことに
食欲はあるそうです
 
 
看護師さんにご飯
沢山下さいすればいいよ
 
 
そんなこんな
MRIの予約が取れましたら
ご相談者様が指定病院へ搬送して下さり
その病院でドッキングする
お約束をしました
 
 
 
何年も前に
センターから引き出した負傷猫の
このはちゃんを思いだします
 
 
 
センターから引き出し病院へ連れて行くと
扁平上皮癌であることがわかり
兎に角、進行が早く
放射線治療の為、東大連れて行ったのですが
その時も
緩和ケアで看取るか
積極的治療を試みるかで悩みました
 
その時に先生に伺ったこと
このまま看取ると余命はどのくらいなのか?
積極的な治療で上手く行けばどれくらい生きれるのか?
 
 
先生は
治療をしなければ1ヵ月-3ヵ月
治療をすれば2年-3年と
おっしゃいました
 
 
その回答で
数ヵ月が数年に延びるのなら
治療を選びますということで東大に連れて行きました
 
センターに収容されるまで
どのように生きて来たのか
わかりませんが
過酷だけを感じ生きて来たとするなら
僅か数年でも
安心できる環境で美味しいご飯を食べて
過ごさせてあげたかったからです
 
 
なので、この猫さんも
同じようにしてあげたいと思いました
 
 
だって
保護してあげられる子がわずかなら
この猫さんは間違いなく
奇跡の子だから
 
治療が上手く行きますように流れ星
 
また
ご報告します