2024年6月27日(木)
午前3時39分の日の出に驚きました。
漁師たちが漁港に集結してきます。
この時間にこの明るさです。「北こぶし知床ホテル&リゾート」の部屋の窓から眺める東の景色です。
知床五湖まではここから東に車で20分位です。
知床五湖を全て回るツアーの午前8時を予約したので、朝風呂に入り、早めにチェックアウトを済ませ、午前7時からの朝食を簡単に終え、約束の時間に間に合うように知床五湖フィールドハウスへ。
ツアーのメンバーは私達を含め9名と、女性ガイドの古市さん。熊に合わないようにすることが一番大切なことだとのレクチャーを受け、知床五湖誕生の話や在来種植物とシマフクロウ・エゾシカ・ヒグマとの共存、在来種植物を守るための外来種植物の除去や、世界遺産のこの地をどう守るかなどの話を聞きながらの散策でした。
知床五湖散策ルートの何処かで熊目撃情報があれば
散策中止があるとのことでしたが、何事もなく無事に完歩出来ました。
レクチャーを含めて、5湖から順に1湖まで回る3時間の貴重な時間でした。
ありがとうございます‼️
五湖から眺める左側から知床硫黄山、知床別岳、南岳、オッカバケ岳
五湖から眺める右側から、羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳
四湖から眺める知床硫黄山
四湖と三湖の間にある幻の湖。
雪解け水などが貯まって出来るのですが、夏には消えてしまいます。名付ければ3.5湖かな?
三湖から眺める右側から羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳
三湖にある小さな島です。
二湖から眺める右側から、羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳、南岳、知床別岳、知床硫黄山
一湖では、湖面に映る知床連山景観の保全、
ネムロコウホネ等の在来水草群落の保全の為に、
人力で外来植物のスイレン除去作業をしています。
偶然ですが、タイムリーな日でした。
50人で6/26〜27に実施されたそうです。
一湖の高架木道展望台から眺める右側から、羅臼岳、三ツ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳、南岳、知床別岳、知床硫黄山。
羅臼岳の右側には知床峠、羅臼湖があるのです。
54年前(1970年7月31日)に登った記憶が蘇ります。
あの時寄れなかった知床五湖に来ることが出来たこと、これが今回の北海道旅行のエポックです。
「100平方メートル運動の森・トラスト」
開拓跡地を原生の森に戻す為に、100年先を見すえた再生計画を立案し、植林などがされています。
一湖の高架木道を歩いて知床五湖フィールドハウスに戻る途中に幻の湖発見。この木はカシワです。遠くに見えるのは知床硫黄山です。
名付けて0.5湖かな?