ドラマ新参者は普通につまらない | 暗黒不妊主婦の毒吐きブログ

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私にはとっくに10人くらい産まれてるって、、、、
ってことですっかり開き直りヒネクレ者でいこう!ブログです。

TBSのドラマ


新参者


を欠かさず見てたんだけど

4回目?5回目?を持って

見るのを止めようかな?

と思ってる。


理由は簡単


つまらないから




我慢してここまで見てきたけど

もう辛いな。




原作は読んだ。

これは面白かった。



伏線張りが得意な東野圭吾の作品の

中でも、これでもか!ってな

伏線オールスターズな作品でね。



しかも、従来の彼の作品のように

伏線が一つ一つ繋がって結末へ

いくんじゃなくて、伏線が「結末」に

向かって放射状に同時に集結していって

最後に一本線でつながる、んだよね。



いうなれば砂時計みたいに、

わ~~っと砂が集まっていって

最後に細い穴から落ちて

下にいく、みたいな(ちがうか)。




で、これをドラマにすれば自ずと


一話一話バラバラな砂みたいな展開


になるのは道理ってもんでさ、、




そう、つまらない最大の理由は

・メインの殺人事件がいつまでも出てこない

ってことだ。



本だと、これがいい意味で読者の興味を

ひきつけラストまで引っ張るんだけど、

週に1回のドラマじゃ視聴者は興味を

保ち続けられない。



いつになったら殺人事件の核心に触れるのか、

イライラしちゃうよ。



殺人とは関係ないサイドストーリーが

ずっと続く展開は、よほど脚本や演出に

力量がなきゃ、続けられるもんじゃない。



でもって、悲しいくらい脚本がクソ。



数多くの豪華キャストを揃えているからか、

各キャストの見せ場を意識しすぎて、

まず散らかし三昧やるんだもん。



そのせいで、

ただでさえ殺人事件とのつながりが解らない

上に、各回のサイドストーリ自体が

バラバラでちっとも話が見えてこない。



その散らかし三昧の演出を、最後に

加賀刑事(阿部ちゃん)が

全部説明して強引につなげて終わり。

そしてまた殺人事件の核心には触れない、、、、



これじゃあ、原作読んでない人には

さっぱり話が見えてこないし、興味も続かない。

原作読んでいる人にしてみれば

もう結論解ってるから、クソ演出に我慢

して見るまでもないや、になっちゃうよ。




毎回メインの殺人とサイドストーリの繋がり

をもっとしっかり見せなきゃ、訳わからんよ

これじゃ。



せめて、開始3分くらいかけて

「前回までのあらすじ」

ってことで、まとめりゃいいのに、、、







ところで

最近の東野圭吾作品の中に出てくる

加賀恭一郎は

どんどん「スーパー刑事」になっちゃって

浮世離れしすぎじゃない?



前作の「赤い指」でも感じたけど、

加賀だけが気付く、加賀だけが動いて調査する、

他の刑事は気付きもしない(アホ)

っていう設定が多すぎて、、、



東野圭吾の作品じゃ既に

ガリレオ先生(湯川)

というスーパー優秀な先生がいるからねえ。

こちらはどんな奇天烈な設定でも、天才

だからオッケー。



でも加賀さんは刑事だからね。

こうも優秀すぎると、ちょっとシラけるんだよね。



人情モノにしたいなら、もう少し加賀刑事

のキャラを地に足が付いた感じに

戻してほしいなあ、、、と。