神戸市中央区、垂水区で英語リトミック教室と
英語絵本の広場を主宰しています
Hop on Pop講師のキディ先生 こと 木戸あきこです
子供の教育に関わる身として
子供に関する事は知っておきたいと思い、
こんな本を読みました
レジリエンスとは「立ち直る力」と翻訳されているようですが、
人間の心の「回復力」のことだそうです。
本来、自然に備わっているはずの「立ち直る力」が
最近では弱まってきているのが問題だそうです
立ち直る力がうまく機能しないと
幼稚園や保育園に通えなくなったり
小学校では心身症や不登校になったり
いじめにあい、それが原因で仲間集団に入れなくなったり
心の病へ進む子もいるのです。
この本ではレジリエンス、立ち直る力をつけていき、
ストレスに耐えられる子どもを育てることを目的にしています
本の内容を少しご紹介します
レジリエンスを支える9つの力について
1.考えや感じ方を修正できる力
従順さではなく柔軟性を持つことが大切。
2.忘れる力
心の回復には、ストレスの源を忘れることがたすけになる。
3.考えを受け入れる力
人の意見を素直に聞けると、相手にも理解してもらえる。
4.教えてもらうための質問をする力
質問できることが、適切な答えを知ることにつながる。
5.承認を求める力
承認されることで、求められる振る舞い方がわかるようになる。
6.確認する力
不必要な失敗を避けるためには、確認することが大切。
7.柔軟な見方ができる力
「○か×か」と決めつけない見方が大切。
8.応援されて喜びを感じる力
応援される実感がストレスからの回復を助ける。
9.励まし、慰めてもらえる力
励まされることで、くじけた心が立ち直れる。
Part1 子どもの育ちから見るレジリエンスでは
発達に合わせて、保育者に必要な視点と
具体的な取り組みが紹介されています
子どもの特性・発達について
乳児期~7歳(又は内容により8,9歳ごろ)まで
表を見て一目で分かるので、
乳幼児の保育・教育に関わる人にとても役立ちますが、
保護者の方にも読んで欲しい内容です
お母さんの悩みの中でもよく出てくる
社会性の発達と仲間関係なども
分かりやすく解説してくれています
Part2 事例から見るレジリエンス
では具体的な事例を紹介しています
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)
ストレスにさらされた時に、立ち直る力が働かなければ、それに打ち負けてしまいます。
勉強でもスポーツでも、あるいは人との関係においても、ストレスはつきものといえます。
ストレスがかかった時に、それに負けずに、乗り越えていく力こそ子育ての基本におくべきだと思います。
急激な変化は、人にとり大きなストレスになります。
子どもが大人になった時に、その変化に負けないような立ち直る力を身に付けてほしい、この本はその願いを実現するために作られました。
![あせる](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/029.gif)
![!!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/093.png)
最近では不登校の生徒がかなり増えており、
知り合いのお子さんなど、
身近な子供の中にも普通におります
一度引きこもってしまったら、
もう何かをする意欲もないとかで、
なかなか簡単には立ち直れなくて
大変苦労しているお話を聞きます
小さなうちからレジリエンス、立ち直る力をというところに注目し、
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)