1月18日HOPグループの今年度の経営計画発表会を行いました。
スタッフは原則全員参加、クライアントを来賓としてお招きし、昨年の振り返りと今年度の方針と数値目標を赤裸々に発表しました。
ご来賓の皆様には、長時間に渡りご列席頂き心より感謝申し上げます。
税理士部門をチーム分け
今年度のグループの大きな方針として、
8名の税理士が個々に動いて来たこれまでのやり方を見直し、税理士部門を2つのチームに分けて、チームとして動くことを発表しました。
この点について、触れたいと思います。
チーム制の狙いは、
・頭を寄せ合ってクライアントの課題に取り組み、最善の提案をする
・チームとして、業務改善を行い生産性をあげる
・チームとしての目標設定にいかに取り組むかを予算感をもって取り組む
すなわち、競争意識と経営感覚をもって、業務品質の向上と恒常化している長時間労働の改善することです。
チーム「なぜ?5回」発足
その上で、私が責任を持つチームにおいては、
チームによる、メンバーの課題解決をテーマとしました。
行動方針として、
・個のクライアントを、チームのクライアントにすべく、定期ミーティングで相談し合うなど、ワイガヤ環境の創出
・柔軟な働き方の推奨による仕事と私生活のバランスを改善する
・現状を疑うことから、業務改善を行う
そして、この方針の根底に、なぜ?を繰り返す習慣を持つことを訴えました。
クライアントは「なぜ」その悩みを抱えているのか?
「なぜ」従業員は期待通りに動けないのか?
「なぜ」経営者の想いが伝わらないのか?
「なぜ」そのやり方をしているのか?
「なぜ」変えられないのか?
課題の本質を探るために「なぜ」を繰り返す。
ついつい自動販売機的に、依頼内容をそのままアウトプットするということがサービスと思いがちですが、その依頼の本質を探ってソリューションを提案していく、時にそれは依頼者のリクエストとは別のことであったりします。課題の本質を見つけるそんなチームにしたいです。
そこで、トヨタの企業文化を拝借し、チームの名前を「チームなぜ?5回」と決めました。
ちなみにチームの名前は、毎年変えて行きます。チーム名を口にする度に、この心掛けを実行出来ているかを反省することになるでしょう。
HOPとして、初めての試みであるチーム制。どのような成果が出せて、チームのメンバーの表情がどのように変化するか。
楽しみな一年のスタートです。
-会社経営のワンストップサービス‐
HOPグループ
日本橋人形町の総合法律事務所。
税理士、司法書士、社労士、行政書士が集う専門家集団。
中小企業のかかりつけ医として、起業支援から事業承継、そして相続対策など幅広くサービスを提供します。
さらに、タイを中心に「東南アジア進出支援」も行います。お気軽にお問合せ下さい。
税理士法人HOP
税理士、行政書士 星川 望