ビデオテープを整理していたら出てきました。
1997年ぐらいに録画したと思われる「アメリカン・ゴシック」
放送当時はかなりハマっていて、角川から出た文庫を買い
ペーパーバックにまで手を出してしまいました。
制作総指揮はいまや大御所のサム・ライミ監督です。
主人公はケイレブという少年。
彼は飲んだくれの父親と心を閉ざして意思の疎通が
できない姉のマーリンと三人暮らし。
ケイレブが10歳の誕生日、マーリンの態度に堪え
きれなくなった、父親がマーリンを殺してしまう。
実はマーリンを殺したのは保安官なんですがね。
ケイレブはマーリンの母親が保安官にレイプされて
できた子。
その時のこと見てしまって、マーリンは心を閉ざして
いたんですが。
心を閉ざしているとはいえ、いつこのことを喋られるか
わからない、保安官にとってマーリンは邪魔。
父親がマーリンをスコップで殴ったことを利用して
殺すことにしたらしい。
ここで天蓋孤独となったケイレブを保安官が自分の
もとで育てようとする。
保安官には不思議な力があって、町を支配しています。
彼は息子のケイレブに自分以上の力を感じていて
後継者として育てたいらしいのですが・・・
保安官(悪)対ケイレブ(善)との戦いともいえないこの話。
ケイレブの善悪がまだ定まっていないようで、あの手この手
で保安官はケイレブを手にいれようとします。
死んだマーリンが絶えずケイレブを守っているのでうまくいかない。
この話、主人公はケイレブだと思うのですが、魔物であろう
保安官の行動が変にマメマメしかったりと可笑し過ぎ。
基本的に親バカ。
自分に都合が悪くても、自分になびかず自分の意志を貫き
通す者に対しては応援する。~魔物なのになんなんですか。
町に手を出すものは許さない。
聖なるものだろうが、なんだろうが、町の人に手を出すもの
には容赦しません。 ~俺が町の保安官っていうことか。
全22話、基本1話完結です。
サム・ライミ監督の倫理観みたいなものが垣間見える作品です。
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