映画『かぐや姫の物語』 | ホーストダンスのブログ

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今日から長男は冬期講習の後期が始まりました。


お昼は株主優待券を使って「すき家」へ。長男は唐揚げカレー、私は塩だれ野菜牛丼。お正月の豪華な料理に比べると、いわゆるB級グルメではありますが、これはこれで美味しいです。食事も徐々に平常モードに戻らないといけませんね。


長男を塾に送った後は、床屋へ行き、その後は映画鑑賞。


前回見られなかった『かぐや姫物語』です。昨年のブログにも書いたとおり、私が参考にしている日経新聞夕刊の映画評論で★5個を獲得していた作品です。




さて、感想ですが・・・。


とにかく素晴らしいの一言です。私が過去に見た映画の中でも最高といってもいいかもしれません。日経新聞の評論でも絶賛されており、「本年屈指、必見の一作」となっていますが、その評論に恥じない内容だと思います。私も上映中、何度か涙が出てきました。個人的には、★6個という感じです。


全編を通じて、日本独特の美しい自然が丁寧に表現された映像、かぐや姫の無垢な美しさが素晴らしいことはもちろんですが、散りばめられたテーマも、親子(この作品の場合、「育ての」親子ですが)の愛情、誰もが心の中に持っている子ども時代の原風景、淡い初恋、成長するに連れて知る現実・・・と全て含蓄に満ちた形で描写されています。このように御託を並べても、この作品の良さはなかなか伝わらないかもしれません。いずれにしても、必見の一作だと思います。


特に感動したのは、月からかぐや姫の迎えが来る場面。流れる音楽も最高でした。サントラで確認すると「天人の音楽」という題らしいですが、美しい映像と相まって、映画史上に残る名場面と言えるのではないでしょうか。