ロベルト・カヴァリの今シーズンのイメージは「空想の生き物が住む地上の楽園、フェミニティのエデン」
会場には様々な色の34000 本のバラの花によって、タイガーの毛皮模様を作りだすという大胆な舞台セッティングがされていた。
このテーマにそって、タイガーまたはジャガー柄がプリントされたパイソンレザー、パイソン柄がプリントされた毛皮、クロコダイル柄のポニースキンなどトロンプルイユ(だまし絵)的効果のあるさまざまなアニマルプリントが登場。
または、動物の毛皮やワニの鱗を再現した立体効果のある刺繍や型抜きした革製のスパンコールと羽毛のミックスするなど、職人技でアニマルテイストを表現したピースも。
シルエットはミニスカートまたはバルーンドレスなどのベリーショートか、カシミアのロングドレス、または刺繍のなされた60年代風のパンツなどのマキシシルエットという対局的なバランスで構成。そこにかっちりとした肩のラインやほっそりとしたウエストラインのタイガープリントのパイソンレザーのジャケットやコートなどシャープなアイテムも登場。
羽根、毛皮、クロコダイルで覆われたジョッキーハットやパイソン、クロコダイル、オーストリッチ、トカゲ製のピンヒールやレースアップブーツなど小物たちもパンチがきいていた。
公式サイト : http://www.robertocavalli.com/