このところ凝りに凝ったバーグドルフ グッドマンのウィンドウを観すぎていたのか、今回のエルメスのウィンドウはとてもクラッシックで、そのシンプルさに惹かれました。
煌めく砂浜を思わせる様な白を基調にしたウィンドウ。ディスプレイされた犬たちの首には、レザーの首輪だけではなくエルメスのスカーフがさりげなく結ばれていて、女性のマネキンたちが纏うスイムウェアやリゾートウェアは近くで見てみたいと思わせる、飛び込んで来る様な存在感がありました。
四角いボードをゲームテーブルの様に丸くくり抜いたディスプレイでは、エルメスの豪華な革製品のゲームアイテムが。
3つの大きなウィンドウの中で私の一番のお気に入りは、エルメスの巨大なエナメルのバングルが白いドレッサーから飛び出しているウィンドウ。 朝慌てている時に探しているバングルが、こんな風に飛び出してくればいいのに…なんて。
エルメスのFacebookファンページでは、エルメスの装飾デザイン・ディレクターである、レイラ・マンシャリ(Leïla Menchari)氏によるパリのフラッグシップストアの写真を見る事が出来ます。2011年春コレクションのディスプレイになりますが、非常に美しいので是非チェックしてみて下さい。
因みに、10年程前になりますがこのマンシャリさんは「Les vitrines HERMES Leila Menchari」という作品集も出版されています。