今日も1日、、、消えそうなロウソク | ファッション業界転職 販売職専門人材会社インター・ビュー

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山口 芳明 の奮闘記

今にも消えそうなロウソクの炎がある。

強く息を吹きかけたり、勢いよく油を注ぐと消えてしまう。

だから、手のひらで炎を囲って風を防ぎ、炎がだんだん大きくなるのを待つ――。


精神科医の野田正彰氏が、震災で被災した方々を支える姿勢を、こう語っていた。

「ただ疎開させればいい、ただ早く街を復興させていけばいい」ということばかりに気をとられるのではなく、「被災者の気力を中心に考えて、支援や復興を考えていかなければならない」と


被災地では、被災者が避難所を移るたびに、地域の人間関係と切り離され、共同体が壊れていく現実がある。

それは「被災者の気力」を奪う大きな要因となる。


先のロウソクの例でいえば、手のひらを外すことだ。

被災者が立ち上がるきっかけとなる「人と人のつながり」こそ、復興への最大の力にほかならない。


自分を支えてくれる「善き友」の連帯があれば、必ず試練を乗り越えられる。

いまこそ、日本が一つになり、」一人一人を温かく包み込み、内在する力を最大限に引き出せる日本、地域をつくっていきたい。