Hiʻu 浸す Wai 水
毎年 クムケアラが執りおこなってくれるクレンジングセレモニーから
２０１９年のフラが始まりました。
今年もフラをします。
身体と心の鍛錬の手段のひとつ。
たくさんの学びの方法をクムから教わってきました。
今になって 実践することに氣が付くこともあります。
学びは 長い長いものですね。
長い時間の中に 息づくもの。
踊ることだけが目的ではない。
クムケアラは 比較や競争を強いないので、
フラとの向き合い方は生徒それぞれが選択します。
縦糸にフラ、
横糸にローカヒやアロハ、
フラを通して 成長していく。
海に入る前にいただく クレンジングフード。
お芋2種類、ココナツ、魚、ハワイアンシーソルト。
海と山と大地の食べ物で 身を清めます。
水着とパレオで入水。
変わった人達（笑
海水温は気温よりも高く、
頭まで浸かると 温泉に入っているかのように冷えた身体を温めていきました。
葉山・森戸の海は 昔から禊の浜だったようで、
外洋の冷たい潮が入りにくく、
波も穏やかで、
禊にいい場所です。
２０１２年、
日本列島への祈りを込めて、
クムケアラがこのセレモニーの開催を始めてくれました。
以来、クムは一度も欠かさず 海に入っています。
私は「そんなバカな」と（笑）
最初の数年は入りませんでした。
ここ３年くらい、
入る様になりました。
この日は 薄曇りで気温も低く、
無理だなと思っていましたが、
海を見ていたら 入りたくなり、
クムがチャントを始めたら、
入れるな
と思いました。
クムは 自然界に何を語りかけてくれているのか。
Iapana（日本）というハワイ語がチャントから聞こえました。
今年一年 日本の人達が 無事に 安心して 暮らして過ごせます様に。
フラのレッスンが始まる前に、
みんなの持ち寄りフードのランチ。
ハワイでも みなで食事を共にすることを とても大切にします。
ホオポノポノやセレモニーの最後は 食べることで終らせます。
この日のレッスンでは、
フラのとても大切な 奥義のようなことを教えてもらいました。
ハワイアンから直接 こういうことを教えてもらうというのは
なかなか無いのだと思います。
私たち日本人に ハワイアンの文化を教えてもらっているということ。
それは謙虚に受け取っています。
ハワイアンが考える様に、
ハワイアンがやっているように、
日本流にすることなく、
フラに向き合うこと。
それは今年も変えません。
本物を教えてもらえているこの場を
大切にしていきたいと思います。