「Music Planets vol.1」@渋谷eggman
出演:Hiroco →AllanHiLLZ →カムロバウンス →Avaivartika
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いやー、楽しくて熱い企画ライブだった。
何よりAvaivartikaの皆さん、関係者のみなさん、お疲れ様でした。あれだけ色々準備するのって大変だったと思う。でも、結果として大成功で、努力は報われたね。また、一緒に作り上げていく過程が、きっと楽しかっただろうな。終わった後、メンバー一人一人が浮かべていた、充実感に満ちた表情が物語っていました。
詳細を書こうと思ってたのだが、あの日はライブ前から飲んでいて、しかもライブが盛り上がるものだから何杯もビールやオリジナルドリンクを空けたうえ、バンドの皆に負けず明け方まで飲んでしまった。二日酔いでふらふらしているうちに、珍しく!(笑)ボーカルの愛ちゃんが立派なライブレポをあげてくれたので、詳しくはそちらをご覧ください(笑)
Avaivartika のブログ
ちなみに、この夜はバンドごとに数量限定でオリジナルドリンクがあり、メニューが会場のあちこちに貼られていた。ネーミングはドラムのRuy君がセンスを発揮したらしい。
ビール2杯空けてから、飲んでみた。
Hirocoさんのは、ノンアルコールだったし、ALLaNHILLZのは軽めなレシピだったので見送り。「カムロエメラルド」から試してみたが、これも甘過ぎた。ガムシロ入れすぎ。ジンジャーエールの甘さだけなら、美味しかったのだが。ビールで口をさっぱりさせてから、「Avaivartikaの宇宙時雨」を試す。
バーの前に溶け込むようにムラタトモヒロがいたので、彼にも一杯ご馳走したら、それで宇宙時雨はSOLDOUT。やはり主催者、ドリンクも一番人気だ。ギリギリ呑めて良かった。味はガラナとソーダが利いていて、辛口。美味い!
ムラタ君は初アバティカライブとのことだったが、ギターの生(いく)ちゃんの学校の後輩だとか。カムロのギタリストも先輩。音楽業界は狭いね。他にも多数、知ってるミュージシャン達が観戦にきていた。ジリジリとAvaivartikaへの注目が業界内でも高まってるようで、調度1年前の結成時から追っかけてる自分も嬉しい。
Avaivartikaは昨年11月29日に突然、その結成が発表された。その日はボーカルの愛ちゃんとキーボードのUjの二人で活動していたBlueBlueのワンマン@渋谷O-Crestだった。
ライブの最後に、いきなり愛ちゃんが「重大な発表があります。BlueBlueは解散します


あれからちょうど1周年。彼らが結成時に話していた活動初年度の目標、自主企画イベント開催がこうして実現したのだ。そりゃ、力も入るというもの。(ちなみに、今年に入ってからドラムRuy君が加入)
特に凝ってたのが映像だ。
「MUSIC PLANETS」というタイトル
は直訳すれば音楽の星々。宇宙船eggmanに搭乗したお客さんは、その星一番のミュージシャンのステージを聞く、星から星を巡る旅人になる設定だ。ステージに降りたスクリーンに、宇宙船の打ち上げから始まるかなーり本格的な映像が、オープニング前や転換時に流れる。プロのナレーションも入り、あたかもディズニーのアトラクションのよう。Ujが力を入れたという音響も効果的だ。
そのナレーションに導かれHirocoやALLaNHILLZ、カムロの星を巡っていくと、ブラックホールに吸い込まれてしまう。ここから脱出するカギが、Avaivartikaの音楽と映像が展開していく。
そして真打ち、Avaivartikaの登場だ。スクリーンが上がるとそこには、銀ぴかに光る宇宙服のイメージで固めた衣装に身を包んだメンバーが。スニーカーもピカピカしとる(笑)通販とかで買い揃えたらしい。楽しかったろうな、準備がw
そして彼らのライブスタート。何かここでも意表をつく演出があるかと思ったが、オーソドックスなセットリスト。ここは、がっちり彼らの最高の音を聞かせてくれた。
といっても、普段から宇宙を感じさせるスケールの大きい、ドラマティックなステージを見せてくれる彼ら。今夜もその演奏に頭を白くし、宇宙遊泳を楽しむ気分満載だった。
そのなかで、久し振りに聞いた「夜に咲ク太陽」


そして週末のコンダクターの劇的な展開と、ラストまで突き抜けた愛ちゃんのボーカルのパワー、生ちゃんを始めとしてバンドのみんなの水準の高い演奏に、テンションはマックス。盛り上がりました。アンコールにもってきた新曲のAliveが、ブラックホールから生還した我々を(笑)祝福するように響き、大団円に。楽しかったー。
<セットリスト>
1)止まない拍手のRaining
2)ノンフィクション
3)星フル
4)夜に咲ク太陽
5)イブリース
6)NS
7)終末のコンダクター
en. Alive
他の出演者も熱演で、特に個人的にはALLaNHiLLZがけっこう好き。スメルマンのハヤシヨシノリがボイパ(Voice Percussion)で参加。いつもの2人のステージに、ビートを加えて、素晴らしいバイブを届けてくれた。
色々なラッパーがいるが、つまらないラップだと全くのれないものだが、ALLaNHiLLZは逆に別格。本当に踊りだしたくなるようなグルーヴで、会場を熱くしてくれた。
1)WHICH DOCCHI
2)MUSIC CIRCLE
3)何時何処で何時何分何秒
4)あなたへかなたへ
5)FLY-HIGH
6)My Way/My Answer
60年代風のロックで場を温めたHirocoさん、逆に尖がった現代的なロックで魅せてくれたカムロバウンス。どちらの演奏も興奮ものでした。
Avaivartika、次は12月5日に1年ぶりのO-Crestだ。行きたいが……