ところが、日が明けてみると、晴れ渡る青空。昨日、渋谷ハチ公前特設ステージでやないけいこを凍えさせていた冷たい雨はどこへ。うーん、やはり恐るべき「晴れ女」であったか。あの台風ワンマンは、彼女のテンションが上がり過ぎ、晴れを通り越したと解釈すればいいのかな?
ということで、絶好のランチスポットでもあるサンスクエアへ。たくさんの屋台から本日選んだメニューは「ローストハーブチキン、赤ワインソースかけと牛タン味噌焼きのハーフ&ハーフ丼」750円。コスパ抜群の美味しさ

開演は12時15分。12時ごろから、リハが始まる。ダイブでPAの調整をして、その後に歌い始めたのは「糸」!おお、今日、「糸」をカバーするつもりなんだ。嬉しいぜ。
それにしても、暑い!太陽がギラギラ、汗がジワジワ。最後の夏を惜しむように、多くのサラリーマンらがベンチシートでお弁当タイム。
そこに登場した麻里ちゃん、素晴らしく伸びる張りのあるいい声で、今日の天気に合わせて「晴れた空の下」からスタート。その声が、大手町のビル街に響き渡り、真っ青に晴れ渡った秋空へと抜けていく。なんて爽快!
2曲目は「瞬きシャッター」。そうそう、これこれ。生で聞きたかったんだよなー。こないだのワンマンで聞けず、なんか逆に強く印象深い曲となった。その一瞬をカメラではなく、網膜に焼きつけよう。その強い思いに共感を感じる。
3曲目は「タイムカプセル」。これまで何度も聞いてきた1曲だが、サビからエンディングにかけて、いつにも増して力強く、もはや単にノスタルジックな曲ではなくなった。その強さが、今の彼女の想いの強さの現れなのだろう。これまで聞いた中で、今日の大空の下のタイムカプセルが一番良かったかもしれない。
そして特筆すべきは「糸」。言わずと知れた中島みゆきの不朽の名曲。その曲の素晴らしさが、本当に多くのアーティストがカバーしていくことを通じて、広くひろく知れ渡ってきた。斉藤麻里も、ミスチルのカバーで知ったとのこと。


<セットリスト>
1)晴れた空の下
2)瞬きシャッター
3)タイムカプセル
4)糸(カバー)
5)メロディ
6)魔法のバンドエイド
7)ダイブ
拝郷メイコが3日のこのステージを4曲で終えていたが、この日の斉藤麻里はなんと7曲45分の熱唱。ランチタイムの軽いBGMにいいかと思って聞き始めたが、いつまでも終わらないステージに決行興奮。メロディ以降の3曲は、一気に新アルバムの世界へ。
力入ってます。うん、これから続くライブが楽しみ!
おまけ、会場からの青空