ああ、今夜は盛り沢山で楽しかった(^_^)
おさらいすると、渋谷gee-geで杉恵ゆりか→ドナテロ→Rihwaを聞き、渋谷eggmanでカムロバランス→Avaivartikaで興奮し、チャランポランタンのモモちゃんが働くLiaison Cafeでモモちゃんと親知らず話で盛り上がり、帰りがけに打ち上げ後のRihwaに遭遇して少し話して電車へ。なんか楽しい(笑)
まず、今夜二度も会えたRihwaかな。
ライブは無茶苦茶楽しかった。もはやgeege出演者の中では、flowers級やハイ4級(笑、分かる人には分かるかな)を除くと、別格のメジャー水準。札幌在住なので東京では数ヶ月に一度、何カ所かでライブして帰ってしまうため、彼女の東京ライブは貴重な機会なのだ。これは、聞き逃せません。
その実力と魅力、明日にでもメジャーでブレークする気配がプンプン。今聞かないと、もう簡単に聞けなくなるよ、多分。実際、明日はお台場冒険王に呼ばれてライブだ。去年、たまたま行った冒険王でmiwaのライブに遭遇した。そのステージに今年、Rihwaが立つ。miwaのその後のヒットを考えると、Rihwaが1年後、今のmiwa並みに売れていてもおかしくない。
楽しくてハッピーだけど、実力で聞かせるそのアメリカーンでポップな音楽(カナダ仕込みだがw)は秀逸。グルーヴたっぷりに、踊り出したくなるほど。さらに、スケールもでかく、O-WESTで度々やってるが、全く遜色ない。後は知名度だね。
でも、キュートでチャーミングな笑顔、ポジティブの固まりのようなオーラ。絶対、周りはほっとかないだろうから、来ると思うよ。来年辺りに。
セットリスト
1)あなたと二人
2)なぞれ
3)Tell Me What You Want
4)可愛いお願い
5)My Way
これだけ歌えて、まだシングル3枚しか制作していないというフレッシュさもメジャー向き。インディーズ卒業は目の前だ。
Rihwaが終わったところでgee-geを抜け出す。他にも聞きたいアーティストはいたのだが致し方ない。Avaivartikaのレコ発ライブなのだから。
場所がほど近いeggmanというのも好都合。少し公園通りを登ればすぐだ。入ると前のバンドが演奏を始めるところ。カムロバランスで、男臭さもあり悪くない。女性ファンも多く、いくつかの曲では応援の振り付けがあり、一成に手を前後に。盛り上がるね♪
続いてトリで登場したのがAvaivartikaだ。結成から日がたってないが、その実力は知る人ぞ知る。
元々vocalとキーボードの二人組だった前身のBlueBlue時代から
実力派。そこに腕が達者で各々が別々に活動していたGt. Ba. Dr.の三人が合流し、最初から日本のトップロックバンドになる意気込みで、この半年ほどスタジオに籠って徹底的にハイレベルな音作りをやってきた。それだけに、その音には隙がなく、様々な効果も周到に練り込まれ、極めてドラマチック。すごいバンドが急に現れた感じだ。
その成果を盛り込んだこの日発売の2ndシングルからの曲を中心に、ライブは大いに盛り上がった。
1)止まない拍手のRaining
2)ノンフィクション
3)蝉時雨の記憶
4)NS
5)終末のconductor
1曲目が、そにシングルの表題曲。vocalの愛ちゃんが指で♪ないない♪とやる所が格好良い。すごいドライブ感とピタッとそろった演奏の音圧、空気を張りつめ、切り裂くような切れ味!SO COOL!
ひなたなおこの♪ないない♪とは全く別物、って当たり前だっつーの(笑)
そして、ブルブル時代にも顕著だった楽曲の社会性やメッセージ性が強く出たのが「ノンフィクション」。心が締め付けられるように緊迫した
Aメロから、ガーンと爆発するサビヘの展開に痺れる。途中、ラップも挟み、サビの歌詞はこうだ
♪これが正論だなんて、誰も思ってないの、でも強烈なリアルを生きてる、なんかおかしいって、私は言えなくて、いつもの町を、ぶつからないように歩いて行く、歩いてゆく~♪(曲中、歌詞は色々変化します)
力強く歌い上げる愛ちゃん、カリスマ過ぎる!
シングルの中ではアコースティックな蝉時雨に続き、昨冬のバンドお披露目=ブルブル解散ライブで発表したNSでガーンと盛り上げて、最後の曲へ。「終末のconductor」だ。
♪世界の終末へいざ進め~♪と、ボーカルだけで始まるこの曲の世界観は広大無辺。それを空虚にせず、リアルに熱唱する彼女のボーカルの表現力の凄さといったら!鳥肌がたつ。そのスケール感を出してるのが、バンドの無茶苦茶に格好良い分厚い音だ。
メロディアスなリフやウイープするようなテクで魅せるギター、効果音を職人気質で織り込んでくるキーボードのuj、伸び伸びとした重低音と勘所を押さえたチョッパーも駆使する6弦ベースの榎ちゃん、音に若々しさと厚み、グルーヴを加えるドラム。
いやはや、すごいバンドが現れたものだと、身贔屓でなく思うよ。間違いなく、数年後に武道館だって夢じゃないぜ!今後のAvaivartikaの動向は要注目だと思うよ。